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アメリカでは169人に1人がAmazonで働き、その数は95万人に達する

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アメリカでは169人に1人がAmazonで働き、その数は95万人に達する

先日発表された2021年第2四半期決算(6月30日締め)によれば、Amazon.comは2021年Q2時点で、2210億ドル(約 20兆1000億円)の売上を達成。ジェフ・ベゾス氏による1994年の創業以来、同社がいかに巨大化してたかがわかるものとなっています。

現在、この電子商取引の巨人は世界中で130万人を雇用しており、うち95万人は米国において働いています。最新の米国雇用統計によると、総人口3億3,200万人のうち非農業部門の給与所得者は1億4,580万人。つまり、アメリカ人の350人に1人がアマゾンで働いていることになり、アメリカの給与所得者の169人に1人が同社で汗を流していることになります。

例えば米国の住宅建設業界全体の雇用者数は87万3,000人ですから、Amazonのバカでかさがうかがい知れるというもの。

ただそんなAmazonでさえも、米国最大の民間企業であるウォルマートには及びません。ウォルマートはアメリカにおいて約160万人を雇用しており、これは米国で働く人の者の91人に1人が働くことになります。

そして上には上がいるもので、マクドナルドで働く人の数は、アマゾンやウォルマートを上回るされています。全世界で200万人以上を雇用していると推定されているマクドナルドですが、とはいえ同社は主にフランチャイズモデルで経営されているため、米国内で直接雇用しているのは5万人以下にすぎません。

Amazonは最低賃金が15ドル(約1640円)から

Amazonはその規模もさることながら、15ドルの最低賃金を導入したことで、アメリカ社会に計り知れない影響をもたらしました。さらに今年5月には、75,000人の配達・物流労働者に対し、17ドルの初任給(時給)と1,000ドルのボーナスによって雇用する計画を発表しています。

ただ先月のニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、同社ではパートタイム従業員の離職率が毎年約150%にも達していることが判明。ほかにも、さまざまな労働環境の実態がレポートされるものとなっています。

SOURCE :nbcnews”Amazon now employs almost 1 million people in the U.S. — or 1 in every 169 workers

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