早稲田大学が児童養護施設出身者をサポートする給付型奨学金を新設。月14万円を支給へ

早稲田大学が児童養護施設出身者をサポートする給付型奨学金を新設

waseda

早稲田大学が経済的な困窮により同大学への進学が困難な学生向けの奨学金制度を、現行の年40万円からを拡充しました。

今回の拡充により、制度の対象となる児童養護施設に入所している新入学生は大学生活の4年間、年にして168万円(月14万円×12ヶ月)、すなわち4年間で672万円が支給されるようです。奨学金は日本でよくある貸与ローンではなく、返済の必要がない給付形となっています。

・早稲田大学トピック「大学進学から卒業まで学生の全ての費用負担免除 2017年度より児童養護施設出身者をサポートする予約型奨学金を新設」

早稲田大学は今回の奨学金制度の対象者を次のように定めています。

    1. 大学入学前に奨学生採用が決定する予約型奨学金
    2. 進学者の出身地域、進学希望の学部・学科は問いません
    3. 支給期間は4年間
    4. きめ細やかなサポート体制

制度概要は次の通りです

・対象者は奨学金出願時に児童養護施設に入所している満20歳未満の児童とし、本学を第一志望とする学部進学希望者であること。

・奨学生の採用候補者が入学試験に合格しなかった場合や合格しても入学しなかった場合には、採用候補者の権利を喪失する。応募は連続して2年度(回)までとする。

・奨学生の入学検定料、入学した場合の入学金、授業料、実験実習料等、その他諸経費を全額免除する。

・奨学金として月額9万円を正規の修業年限内まで給付する。ただし外部機関等から経済支援を受けている場合は、その額に応じて月額を減額することもある。

・奨学生は自立した経済形成支援の一環として月額5万円程度のスチューデントジョブに従事する。

・入学後は定期的に、奨学生、出身施設職員、大学担当者の三者間で会合をし、大学生活での支障の有無等を確認する。

最近ではそこそこ知られるようになってきましたが、日本の大学学費は世界各国と比較しても極めて高く、図表にすると異様なものとなっています。

今回、早稲田大学においてこのような取り組みが出来たのはブランド大学ゆえの金銭的余裕からかもしれませんが、このような取り組みは、ぜひとももっと広がってほしいものですね。

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