10年間座ることも寝ることも出来ないゾウ

10年間座ることも寝ることも出来ないゾウ

マレーシアのある動物園には「虐待」と表現する以外にない、酷い扱いを受けているゾウが生活しています。

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ラサという名前のこのアジアゾウは、現在36才。

アジアゾウの平均寿命は48年と言われているので、36才は結構な高齢と言えますが、このラサは毎日観光客を背中に乗せて、園内を歩き回っています。

ところがそれだけではなく、閉園後の夜になっても4つの脚を鎖で繋がれて、座って休むことも横になることも許されない状態で毎日過ごしています。

これを知った大勢の人たちが、この行為をやめさせようと署名運動をし、実に19万8000人もの署名を集め、動物園に抗議しました。

だけど、動物園からの返答は何もなし。

毎日観光客の目に晒され、脚を鎖に繋がれた状態でロクに寝ることも出来ず、ラサの疲労はピークに達していることでしょう。

しかもこの動物園に連れて来られたのは2006年のこと。

つまり10年間もこの生活を強いられています。

ただ酷いというだけではなく、この行為はマレーシアの法律にも違反しています。

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「ここまで酷い生活をしているゾウは見たことが無い。ラサは動物園の金儲けのために殺されてしまう」

これはマレーシアの動物保護団体のメンバーのコメント。

あまりにも非人道的な扱いによって、すっかり痩せ細ってしまったラサ。このままでは立ったまま死んでしまう日も遠くありません。

野生ではなく、動物園にいてもこのような惨劇が現実に行われている。

マレーシアの法が裁きを下し、ラサが別の施設に保護されることを願うばかりですね…。

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[thedodo.com]

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