泡風呂に入浴するコウモリとハエ取り紙

泡風呂に入浴するコウモリとハエ取り紙

イギリスで、ハエ取り紙に引っかかったコウモリが救出されました。

この不運な野生のコウモリは、発見されたとき、ハエ取り紙の接着剤が身体中にベトベトにくっついてしまい、身動きが取れない状態でした。

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当然、そのハエ取り紙はコウモリを捕獲するために仕掛けられたものではなく、本来の目的どおりにハエを捕るためのもので、たまたま飛行していたコウモリが事故のように引っかかってしまったもの。

不幸中の幸いだったのは、動物保護施設の職員にすぐに発見されたことです。そして職員たちによる、コウモリ解放ミッションが直ちにスタートしました。

まずシートにくっついてしまったコウモリの身体を剥がし、その後なんと泡風呂に入れることにしたんです。

強力なせっけんと温かいお湯につけ、身体をすみずみまで洗っていきます。

「野生動物って、普通はせっけんで身体を洗われるのなんて大嫌いなはずなんだよね。だから洗おうとしても嫌がって暴れるだろうと思ってたんだけど、なぜかそのコウモリは気持ちよさそうにジッとしてて、全然抵抗しなかったんだ」洗浄作業をした職員はそのように語ります。

しっかり身体を洗ってもらって接着剤を落としきったあと、このコウモリにはご褒美のおやつが待っていました。

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満足げにそれを食したあと、コウモリは再び自由の身となって空へ飛び去っていきました。

洗浄作業をした職員の話によると、ハエ取り紙に偶然引っかかってしまう野生動物は、意外と多いんだとか。

全ての動物がこんな風に発見されて助けてもらえるわけではないので、そのまま動けずに死んでしまうこともあるんだそうです。

アメリカの動物保護団体は、「ハエ取り紙なんて危険なものは使用中止にするべきだ」と主張しています。

日本では姿を消しつつあるハエ取り紙ですが、まだまだ現役で使っている国もあり、このような事件が起きているのでした。

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[thedodo.com]

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