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アメリカ・コロラド州では大麻合法化により、2016年には年間220億円の税収がもたらされた

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コロラド州では大麻合法化により、2016年には年間220億円の税収がもたらされた

・大麻合法化によるビジネスについて扱ったドキュメンタリー

2012年、アメリカで初めてレクリエーション用途(ガンの痛み緩和やてんかん治療に用いる医療用ではなく、遊び目的での使用)のマリファナの使用を合法化した中西部コロラド州。

・コロラド州

全米22位・550万人の人口を保持する同州では、キリスト教福音派の影響が強い保守的な土地柄ゆえ合法化議論の際には反対する声も多かったものの、住民投票では55%の支持を得て大麻合法化が決定、昨年2016年には、大麻から13億ドル(約1441億円)の売上高と1億9850万ドル(約220億円)の税収を得ることができました。

2012年の解禁以来、同州の大麻の売上は年々上がっており、2014年は6億9920万ドル(約775億円)、2015年は9億9620万ドル(約1104億円)となっています。なおコロラド州の予算は年間3.1兆円ほど。

コロラド州知事で2012年の合法化論議の際には反対していたジョン・ヒッケンルーパー氏は、インタビューに答え「まだ早急に結論を下すことはできないが、大麻使用合法化後に大麻の使用者が増えたというデータはない」「(大麻合法化の議論の際によく言われている)10代のティーン・エイジャー使用を促しているというデータもない」とコメントしています。

現在コロラド州は「大麻」が一種の観光産業として発展しつつあり、全米から愛好家が押し寄せている状況にあるとのこと。

参考:

CNBC”Colorado economy: Low unemployment, high pot sales”

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