iPad mini 4、ディスプレイ性能が大幅に改善されiPad Air2/iPhone6並みに

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iPad mini 4、前モデルから色域、反射率ともに大幅に改善。iPad Air2やiPhone 6並みに

アップル曰く”iPad Air2と同等の性能”とのふれこみであるiPad mini 4ですが、リサーチ会社「Display Mate」のレポートから、ディスプレイ性能を示す値である「色域」と「反射率」共にiPad mini 3から大幅に改善、iPad Air2やiPhone 6シリーズと同等レベルにまで向上していることがわかりました。

1.そもそも色域ってなに?

まず大体において色域とは何かというハナシ。ちょっと話が長くなりますが、色域について簡単に見ていきましょう。

色域とは「そのディスプレイが表現できる色再現の範囲」のことを表しています。代表的な規格として「sRGB」「Adobe RGB」そして「NTSC」の3種類の規格がありますが、Adobe RGBやNTSCの方がsRGBより新しく制定されたものであるため、その分表現できる再現範囲が広く、より参考に値するものとなっています。

srgb

次は色の統一的な表示基準である「XYZ表色系のxy色度図」を具体的に見ていきましょう。上図において赤線による三角形はAdobeRGB黄色線による三角形はNTSC、最後に青線による三角形はsRGBの色域(色の範囲)をそれぞれ表しています。すなわちAdobeRGBだったら赤い三角形の中の色が、NTSCだったら黄色い三角形の中の色が、そしてsRGBだったら青い三角形の中の色が、色の範囲となっているわけです。

先ほども言ったとおり、sRGBは色域の規格として一番古いものですから、三角形の面積が狭い=表現できる色の範囲が少ないものとなっています。

通常、色域テストという場合、sRGB、NTSC、AdobeRGB、それぞれの色域に対してどれくらい色が表示できるかがテストスコアになります。例えばあるディスプレイが「sRGBカバー率100%」となっていたら、そのディスプレイはsRGBの青い三角形の中にある色が100%全部再現出来るディスプレイということを意味しています。

一方、「sRGBカバー率60%」だったら、それは青い三角形の範囲内にある色のうち、60パーセントしかそのディスプレイでは再現できないということになります。カバー率100%のディスプレイの方が優れたディスプレイであるのは言うまでもありません。

とはいえ実のところ、必ずしも色域カバー率の高さとディスプレイ性能の優劣は直結しないのですが、それでもおおよその目安になります。

なお、実際に人間の眼が見る色の範囲に最も近い色域はAdobe RGBであり、そのためディスプレイ性能を推し量るにはAdobe RGBの色域でのテストが最も参考になります。

(今回のDispalay MateによるのテストはsRGBの色域を元に行なわれました。)

2.色域テスト

Display Mateによる各タブレットのsRGBカバー率スコア

(数値が高いほどディスプレイ性能が良い)

iPad mini 4:101%

iPad Air 2:101%

iPhone 6/6 Plus:101%

iPad mini 3:63%

iPad mini 2:62%

iPad mini 4はsRGBカバー率101%と、前モデルのiPad mini3の63%から大幅な向上を見せ、iPad Air 2やiPhone 6と同等レベルにまで改善していることがわかります。

3.反射率

テストはもう一つ、「反射率」についても行われました。

反射率(数字が低い方が優秀)

iPad mini 4:2%

iPad Air 2:2.5%

iPad mini 2、iPad mini 3:6.5%

iPad mini:9%

iPad mini 4は、iPad Air 2で用いられていた反射防止コーティングを採用しています。それにより、iPad mini3から大幅に反射率が改善し、iPad Air 2レベルの低反射が実現。明るいところでもかなり文字が読みやすくなりました。

ipadmini4

iPad Air 2での低反射率を謳う文句

というわけで、色域と反射率のテスト結果を見てきましたが、iPad mini4ではCPUに引き続いてディスプレイにもiPad Air 2と同等のものが採用されていることがわかりました。「iPad Air2と同等の性能」の売り文句はあながち間違ったものではないようです。

[displaymate]

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