【ゲーマーは注意？】Xperia Z5/Z5 Compactの発熱の様子は？海外ユーザーの評判、テックサイトレビュー、テスト動画を詳しく見る

Xperia Z5とXperia Z5 Compactの発熱/オーバーヒートについて、詳しく見ていく！

オーバーヒートで話題になったXpria Z4に引き続きSnapdragon 810をCPUに採用したことで、本体の発熱が懸念されたXperia Z5シリーズ。

ソニー側もヒートパイプを増強するなどして対策を行ったそうですが、それらが実ったのでしょうか。一足先に発売されたヨーロッパからのユーザーの評判、サイトレビュー、テスト動画を各機種ごとに見ていきます。

⇒通常の動作なら○、4K撮影も○、ゲームをやる人は注意

ユーザーの意見については公式フォーラムを眺めてもさほどオーバーヒートが話題になることもなく、「ウェブサイト閲覧を25分とか連続して行っていると本体が温かくなる」といった程度。

サイトレビューでも「通常の使用で熱いと感じることは無かった。ただし温かくはなる（CYBERSHACK）」など、どうやら日常的な動作ではそれほど発熱に苦しめられることもない様子。

ただゲームではそうでもないようで、TrustedReviewは「リアルレーシング3をプレイしたら10分で本体がとても熱くなった。残念ながら、Z5 Compactでは引き続きオーバーヒート問題を抱えている」との意見。

一方、IT Pro誌は「高負荷のタスクだとかそうじゃないかとか関係なく、いつでもどこでもランダムに熱くなる」と辛口のコメント。

とはいえZ5 Compactの発熱については、全体的にゲーム以外ではそれほど否定的なコメントは見かけない。

Xperia Z5 Compact/M5/Z4/Z3 Compactで4K動画撮影を比較⇒Z5 Compactは4K 動画を40分近く撮影できた

⇒通常の動作は△に近い○、4K撮影も△に近い○、ゲームをする人、熱に敏感な人は注意。ただ、「熱くなってもパフォーマンス低下を起こすことは無い。Z4よりはひどくない」とする意見が多数。

Z5についてもゲームプレイにおける発熱がひどい、とする声が多い。

「『アスファルト8：エアボーン』を30分プレイすると本体が非常に熱くなった」とはWHAT MOBILE。

TrustedReviewsは「アスファルトのようなレースゲームだけでなく、『Lara Craft GO(ララクラフトゴー)』のような(それほどグラフィックパワーを必要としなさそうな)アクションパズルゲームや、Spotifyみたいな音楽アプリでも熱くなった」と述べている。

ほかにもDigitalSpyは「VRソフトを楽しんでいたら、本体がすぐ熱くなった」としている。

Lara Craft Goのゲーム画面

また、Stuffは「インターネットの使用やポッドキャストの配信を聴いているときなど、多くの使用場面で本体が温かい。すさまじく熱いというわけではないが、それは私の許容範囲を超えている。iPhone 6s Plusより熱い」とコメント。

ただZ4ほどは熱くないらしく、CNETは「4K撮影では暖かくなりこそすれ、Z4ほどは熱くならず、5分間順調に撮影できた」とし、Telegraphは「使用してすぐに本体が温かくなったがパフォーマンス低下を示すことはなかった」としている。

なお熱を持つのは背面全体ではなく、Z4のように、CPUが置かれているカメラ下周りが集中して温かくなるとのこと。

一方、4K撮影では30分普通に録画できたという意見もあった。下の実験ではXperia Z5での4K撮影で40分以上の撮影が達成されている。

ただ、ユーザーによる意見では掲示板で「4K撮影開始後3分でカメラアプリが終了した」「撮影開始2分でダメだった」というような意見も報告されている。

全体的に「Z4のようにオーバーヒートでアプリが強制終了するようなことは無い」「温かくはなりやすいが、Z4ほどは熱くない」という意見が多い。

⇒Xperia Z5(一番左)で48分の4K撮影を達成。Xperia Z5 他の機種はZ5 Compact, M5, Z4, Z3 Compact

下の動画からのスクリーンショット(左がXperia Z5、右がXperia Z2)

Xperia Z5とZ2の通常の使用における本体内温度、その１

Xperia Z5とZ2の通常の使用における本体内温度、その２