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調査会社が2020年における、NintendoSwitch4000万台出荷を予測。一方、任天堂は今年末までに1000万台以上出荷するらしい

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調査会社が2020年における、NintendoSwitch4000万台出荷を予測。一方、任天堂は今年末までに1000万台以上出荷するらしい

ゲーム産業を専門にする調査会社である DFCインテリジェンスシステム が、任天堂の新型ゲーム機「NintendoSwitch」の販売台数を予測しています。

それによれば、同社は、2020年末までに任天堂が4000万台のスイッチを売り上げることを見込んでいるようす。

全世界4000万台というと、1996年に発売され海外では爆発的に売れたNINTENDO 64が約3200万台なので、中ヒット程度と言えるでしょうか。

なお、ウォールストリートジャーナルがNintendoSwitchの液晶画面を供給するジャパンディスプレイからの情報から報じるところでは、任天堂は今年末までに1000万台以上の出荷台数を目指すそうです。

この販売予測について、DFCのデイヴィッド・コール氏は次のようにコメントしました。

Nintendo Switchは潜在的に、巨大市場に達するポテンシャルを持つ魅力的なハードです。

しかしながら、ソフトウェアの種類が限られていること、また、ここ最近の任天堂の新製品の売り上げが捗々しくなかったことから、当社の予測は控えめなものとなっています。

またNintendo Switchの販売台数については、ウェドブッシュストラテジーズのアナリスト、マイケル・パクター氏が、2016年6月と15年11月の時点で、それぞれ次のようにコメントしています。

・16年6月

『ゼルダの伝説 ブレス・オブ・ザ・ワイルド』には驚いた

ゼルダにより、NX(編注:当時のSwitchの名前)の性能は自分が想像していたものより上であることが分かった。思っていた以上にPS4並に高性能なようだ。

おそらくWii Uしか持っていないユーザーもゼルダを買うのだろうが、NXを買ったユーザーは皆ゼルダを買うだろう。

ゼルダにより、NXは早期に1000万台売れるのではないだろうか。それほどゼルダには破壊力があった。極めて素晴らしいゲームだ。

・15年11月

Wii Uの失敗から多くを学んだ任天堂は、NXの販売台数を3,000万台に達成させうる。

しかしながら、プレイステーション4を擁するソニー、XBOX ONEを擁するマイクロソフトなど競合他社のゲーム機に比べNXの発売が遅く、そのため、大ヒットを記録した Wii ほどは売れないだろう。

なお任天堂がここ最近発売したゲーム機の販売台数は、以下の通りとなっています。

Wii(2006年発売):1億152万台

ニンテンドー3DS(2011年発売):6,000万台

Wii U(2012年発売):1,336万台

(いずれもWikipediaより)

すでに予約が開始された海外では、即刻予約締切状態となっているNintendoSwitch。いやはやヒットの萌芽がうかがえますが、さて一体、どうなることでしょうか。

そしていよいよ、今日からは日本でも予約が開始。余談ですが、筆者はセブンイレブンの通販サイト(オムニ7)で予約することができました。個人的にNintendoSwitchに対しては、Wii Uで見た”「携帯ゲーム機と家庭用ゲーム機の融合という夢のゲーム機」再び!“といった感想を抱いているので、是非ともヒットしてもらいたいところです。

参考文献:

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