”脳のアップロード”で可能になる人間の不老不死

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マインドアップローディングって、なに?

マインドアップローディングというものがあります。なにかと言うと、人間の頭脳の中のシナプスの結合を計測してコンピュータの中に再現するもので、バーチャルリアリティとして人間の魂は再現され、それにより例え肉体は滅びても永遠の生命を手に入れるというシロモノ。かねてからアメリカの未来学者カーツワイル氏が盛んに喧伝しているのですが、先日は氏も賛同するプロジェクト「イニシアチブ2045」が発足されました。これは2045年までにマインドアップローディングの実用化を目指すというプロジェクトです。

具体的には以下のようなロードマッピングを描いています。

  • 2020年までに「ブレインコンピューターインタフェース」の完成。これによって人間が思っただけでロボットを動かし、危険な場所で作業・救助活動をロボットに行なわせることが可能に。
  • 2025年までに人の意識、記憶、性格、考え方などをロボットに転送。
  • 2035年までに人間の意識を完全にアップロードできる人工頭脳を持ったロボットの完成。
  • 2045年までにマインドアップローディングの完成。
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2045.comより

人間が不老不死となった世界での生活

さて、このマインドアップローディングはいわゆるトンデモ理論などではなく、多くのまともな科学者も将来的な完成を予期しています。プリンストン大学の教授で神経科学者のMichael Graziano氏もその一人で、Graziano氏は”現状の技術では不可ではあるものの理論的には可能”としています

氏が最近記したコラムでは、マインドアップローディングが可能になった時代においてアップロードされた”魂”の、架空の世界で普通の人生を送ることが描かれています。それは例えば食事をしたり、風邪をひいたり、架空の街を歩いたり、ゲームをしたり、映画を見たり…私たちの生活と全く変わりません。時には魂と実際の肉体を持つ本人とでスカイプをして会話をすることさえあります。いずれにしろ、まるで「水槽の中の脳」みたいな話です。

ある科学者が人から脳を取り出し、脳が死なないような特殊な成分の培養液で満たした水槽に入れる。脳の神経細胞を、電極を通して脳波を操作できる非常に高 性能なコンピュータにつなぐ。意識は脳の活動によって生じるから、水槽の脳はコンピュータの操作で通常の人と同じような意識が生じよう。実は、現実に存在 すると思っている世界は、このような水槽の中の脳が見ている幻覚ではなかろうか?(「水槽の脳」引用:wikipedia)

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映画「トランセンデンス」

さて現在、このマインドアップローディングをテーマにした映画が『インセプション』『ダークナイト』で知られるクリストファー・ノーラン氏製作総指揮で製作されているとのこと。タイトルは『トランセンデンス』。人工知能を研究する研究者(ジョニー・デップ)が過激派テロ組織の凶弾に倒れ、同じく研究者の妻が死の際にあるジョニー・デップの意識をアップロードし、デップはよみがえるが・・・、というストーリー。2014年春公開だそうです。

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