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ノイズキャンセリングヘッドフォン比較7機種まとめ。消音性能、評判○×、レビュー

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ノイズキャンセリングヘッドフォン比較まとめ。消音性能、評判○×、レビュー

更新情報

4/27:「ソニー:WH-1000XM3」「ソニー:h.ear on 2 Wireless NC WH-H900N」「JVC:HA-FX87BN」の追加

・そもそも、ノイズキャンセリングヘッドフォンとは?

周囲の騒音を低減し、クリアなサウンドを再生することができるのが、ノイズキャンセリングヘッドフォンです。

引用元:ソニーホームページ

・主な活用方法は「乗り物の中」「勉強中」など

①:乗り物の中で

走行音やエンジンノイズなど様々な音を減らすことができるため電車内や、バス車内、飛行機内での使用がピッタリ

②:勉強中

さまざまな音を軽減することができるため、勉強中など集中したいときでの使用が向いています

・音声圧縮方式の違いを比較

音声圧縮(コーデック)の違いは次の通りとなっています。

圧縮規格 音質 遅延
SBC 悪い あり
AAC 良い 少しある
Apt-X CDなみ ほぼなし
Apt-HD ハイレゾ ほぼなし
LDAC ハイレゾ ほぼなし

・人気ノイズキャンセリングヘッドフォン一覧

【5000円~10000円】

New➾・JVC:HA-FX87BN

価格:7,500円ほど

・再生周波数帯域:20Hz~20kHz

・ドライバー:9.1 mm

・コーデック: SBC

・連続再生時間:約7時間(ノイズキャンセリング機能OFF時)、約5時間(ノイズキャンセリング機能ON時)

・重さ:22g

【ポイント】

  • IPX4相当の防水・防滴性能。や水しぶきを気にせず使える生活防水対応
  • ノイズキャンセリング機能ONの状態で約5時間の連続再生が可能
  • 軽量22g

・ソニー:MDR-NWBT20N

価格:6,300円~

重量:290g

再生周波数帯域:ー

ドライバー:9.1 mm

コーデック: ー

連続音声再生時間:ノイズキャンセリング機能 オン時:約8時間 / オフ時:約9.5時間

充電時間:2時間

コード長さ:40cm

【ポイント】

  • ハイレゾ対応オーディオ伝送技術「LDAC)」対応
  • DSEE搭載
  • 周囲からの騒音を約98%カットできる
  • AI機能を搭載。周囲の騒音を分析し、最適なノイズキャンセリングモードを自動で選んでくれる

・ユーザーの声

ここが○ ここが×
ノイズキャンセリング性能が良い 操作性が微妙
バッテリー持ちがよい

【2万円台】

New➾・ソニー:h.ear on 2 Wireless NC WH-H900N

価格:21,000円~

再生周波数帯域:5Hz-40kHz

ドライバー: 40mmドーム型

コーデック: SBC、AAC、aptX-HD、LDAC

連続再生時間:28時間

重さ:290g

【ポイント】

  • 2万円台の価格ながら、ハイレゾ対応オーディオ伝送技術「LDAC」に対応
  • DSEE搭載
  • ワンタッチ接続(NFC)機能搭載で、簡単接続
  • 前モデルより8時間バッテリー持ち時間が伸びた

・beats by dr.dre:BT OV STUDIO WIRELS

BT OV STUDIO WIRELS

価格:27,000円

平均消音量(単位dB):8.0

重量:260g

・ユーザーの声

ここが○ ここが×
デザインの良さ ノイズキャンセリング性能が弱い
ポップスとヒップホップを聴くのに優れた音質 ベース音が強すぎるときがある
ボタンの位置が分かりにくい
自動電源オフ機能が無い
アプリが無い

・著名マスコミのレビュー

ビーツでは消音機能がオンになっているかどうかが判断しづらかった。また音質面においても、ポップミュージックでは悪くないが、その他の音楽ではサウンドが奇妙に聞こえてしまう。

出典:ウォールストリートジャーナル

【3万円台】

New➾・ソニー:WH-1000XM3

価格:30,000円ほど

・再生周波数帯域:4Hz-40kHz

・ドライバー: 40mmドーム型

・コーデック: SBC、AAC、aptX-HD、LDAC

・連続再生時間:30時間

・重さ:255g

【ポイント】

・新開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサー QN1」を搭載し、最高クラスのノイズキャンセリング性能を実現

・前機種『WH-1000XM2』に比べ、約4倍の信号処理に。これにより、飛行機などの低域のノイズはもちろん、人の声や雑踏の音など、これまで打ち消しづらかった中高域のノイズを大幅に低減

・MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする独自技術DSEE HXに対応

・ワイヤレスかつハイレゾ音源を原音に忠実に再現できるLDACに対応

【音声圧縮の方式】

圧縮規格 音質 遅延
SBC 悪い あり
AAC 良い 少しある
Apt-X CDなみ ほぼなし
Apt-HD ハイレゾ ほぼなし
LDAC ハイレゾ ほぼなし

・Bose:QuietComfort 35 wireless headphones

QuietComfort 35

価格:30,000円ほど

平均消音量(単位dB):20.5

重量:240g

・ユーザーの声

ここが○ ここが×
パットの装着感が快適 見た目や質感に高級感はない
ノイズキャンセリング性能がバツグン クラシックを聴くのには向いていない
雑踏の中でもボリュームを上げずに音楽を聴くことが可能 アプリ機能は限定されている
音質が良い。ポップスを聴くのに適したヘッドフォン
バッテリーが20時間も持つ
自動電源オフ機能

・著名マスコミのレビュー

新型路面電車(LRT)で通勤する際にボーズのヘッドホンをつけると、駅のごう音はざわめき程度に抑えられた。

通りでボーズやソニーのヘッドホンをつけていると、周囲の音が聞こえないため、方向感覚がやや失われた(常識的なことだが、車や自転車の運転中、交通の激しい場所や踏み切りの近くを歩いているときに消音機能を使うことは厳禁だ)

出典:ウォールストリートジャーナル

ボーズはポップミュージックに関してはバランスと細部ともに良かったが、クラシックに関してはそこそこだった。

出典:ウォールストリートジャーナル

・ゼンハイザー:MOMENTUM Wireless

senheiser

価格:38,000円ほど

平均消音量(単位dB):11.9

重量:256g

・ユーザーの声

ここが○ ここが×
音質が良い。ボーズやソニー製品よりも音が良い ノイズキャンセリング性能が弱い
バッテリーが22時間も持つ ボタンが小さくて使いづらい
アプリ機能が洗練されてない
自動電源オフ機能が無い

・著名メディアのレビュー

消音機能のオン・オフにかかわらず音が最も良かったのは、ゼンハイザーの「Momentum Wireless」だった。音楽のジャンルを問わずバランスが良く、細部が豊かだった。消音機能が平凡でなければ、恐らく全体で筆者いち押しの製品だっただろう。

出典:ウォールストリートジャーナル

・各機種ノイズキャンセリング性能一覧

消音性能が最もすぐれているのは「Bose:QuietComfort 35 wireless headphones」。次いで「h.ear on Wireless NC MDR-100ABN」。

その他の機種のノイズキャンセリング性能は似たり寄ったり。

noise_cancelling

ウォールストリートジャーナル調べ

参考文献

ウォール・ストリート・ジャーナル”消音ヘッドホン、最も静かなのは? 8機種聴き比べ”2016年6月28日

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