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Galaxy Note 7発火・爆発不具合情報まとめ7トピック。バッテリー交換後も起こる事故の様子から、(一応)安全な機種の見分け方まで

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Galaxy Note 7発火・爆発不具合情報まとめ。事故の様子から安全な機種の見分け方まで

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更新情報:

10/8:「⑦:バッテリーが交換された製品でも出火事件が起こる」の追加

①:充電中に本体が発火する事故が70件以上報告される

・Galaxy Note 7の発火事故を報じるCNETの動画

先月8月17日からアメリカなど世界各地で発売されたGalaxy Note 7だが、発売後すぐに本体をを充電していたところ発火したとの声が複数の消費者から寄せられる。

サムスンとカナダ保健省によれば、9月上旬時点で実に70台以上の本体炎上の報告が寄せられたという。

一方日本経済新聞によれば、Galaxy Note 7のバッテリーを製造するサムスンSDI、香港アンプレックステクノロジー2社のうち、サムスンSDIが供給していたバッテリーを搭載する本体において不具合が起きた模様。

②:アメリカや韓国など、発売された国では250万台が回収

CNNの報道によれば、今回の不具合を重く見たサムスンは8月17日から販売していたほぼすべての本体、計250万台を回収することにした。

回収となったGalaxy Note 7は新品と無償交換されるほか、Galaxy S7/S7 edgeとも交換することが可能となっている。

③:日本でも航空機内の使用が禁止に

今回の不具合を受けて、国土交通省は9月9日付けにおいて各航空会社に要請を出し、現在、フライト中でのGalaxy Note 7の使用は禁止となっている。

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国土交通省ホームページより

 スマートフォン、パソコン等リチウム電池を内蔵した携帯型電子機器については、「航空機による爆発物等の輸送基準等を定める告示」において、旅客等が機内持ち込み手荷物又は受託手荷物として輸送できることを定めています。

今般、韓国のサムスン電子社が製造販売する新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、我が国における発売時期は未定とされていますが、米国等すでに販売されている国々において、充電中等において内蔵のリチウムイオン電池が爆発する等の事故が多数発生しております。

よって、サムスン電子社における安全対策が講じられるまでの当面の間、「ギャラクシーノート7」の航空機への持ち込みに関して、以下の事項を旅客に対し周知するよう、本邦航空会社あて要請しましたのでお知らせします。

[1] 機内では電源を切ること
[2] 機内では充電を行わないこと
[3] 受託手荷物として預け入れないこと

④:9月からは中国で販売開始。こちらは問題なし?⇒発火

・「バッテリーを違うメーカーにしたから安全」のはずが・・・

一方、9月1日からは新たに中国などでも販売が開始された。

CNNによれば、中国で販売されるGalaxy Note 7はバッテリーがサムスン製から別のメーカーのものに変更されており、不具合は起こらないとしていた。

・中国でも発火する

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結局、発火事件が中国でも起きてしまっている

⑤:本体アップデートで60%までしか充電できない対策

またテックサイトのAndroidPoliceによれば、サムスンは本体交換の一方で、本体ソフトウェアのアップデートにより、バッテリー充電が満充電の60%(2100mAh)までしか出来ないようにする対策を行ったという。

⑥:安全な機種か否かの見分け方2種類

自分が買ったGalaxy Note 7が安全な機種であるか気になるところだが、サムスンは上記の本体アップデートのほかにも次の2種類の対策を行っているとのこと。

①:安全なバッテリーに交換された機種は、本体バッテリーアイコンがこれまでの灰色から緑色に表示される

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左:バッテリー交換前、右:バッテリー交換後

②:本体の識別番号を入力すれば、安全かどうかを判定してくれるツールをサムスンがネット上に提供

ただバッテリーが交換され、安全とされたGalaxyNote7から発火する事件がアメリカで最近起きてしまっている(下の「⑦:バッテリーが交換された製品でも出火事件が起こる」へ)

⑦:バッテリーが交換された製品でも出火事件が起こる

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バッテリーが交換され、「安全」とされていた本体が出火する事件がアメリカで起きてしまっている

[CNNAndroidPolice日本経済新聞Zdnet]

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