発展途上国に暮らす子供達、3分の1に精神発達の遅れ

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発展途上国に暮らす子供達、3分の1に精神発達の遅れ

幼少期や青年期における精神の発達は、健康的、文化的な生活を送る上で重要な要素ですが、発展途上国で育つ子供達の約3分の1にあたる約8100万は、精神発達の基準値を満たしていません。

・A third of children in poor nations fail to meet mental development milestones: research

http://news.trust.org/item/20160607180312-jeye6/

特に、チャド、シリア・レオネ、中央アフリカ共和国で生活する子供達にこの未発達の現象が多くみられています。ユニセフやUSAIDからのデータ調査を行う、この調査の代表、ドナ・マコイ氏によれば「問題の要因は貧困や栄養不良が大きく起因しているが、今後さらに根深い調査が必要だ」とコメントしています。

・発展途上国では精神発達の遅れを伴う児童が多い


子供達の精神発達問題に対応するため、行われたプログラムや補助介入は多くあり、調査なども多数行われています。例えば、過去子供達に対し行われた調査は以下の項目がありました。

  • シンプルな指示に従う対応性
  • 自主的な作業
  • 注意力の維持
  • 他者との関わり
  • 叩く、蹴るなどの衝動的行動の抑制

精神基準値に満たない子供達が、幸福度が高く豊かな生活を送れていないかと断言できるかと言えばそうではありません。しかし、幼少期や青年期における精神の発達は、その後の成人期に、絶対的な影響を及ぼすことが知られています。加えて精神的・身体的に健康であることは、彼らの将来の経済状態にも大きく関係するのは言うまでもありません。

現在までに、公衆衛生と医療分野への国際的貢献を行ってきた結果、多くの子供が命を落とさずに、育っていけるようになりました。

しかし今こそ、子供達の生命を守るだけでなく、彼らの身体的・精神的にも健康な成長のサポートを行っていくという、次のステップへと行動を移す時期なのです。ハーバード大学教育大学院の助教でもあるドナ・マコイは、トムソン・ロイター財団に対してそう話しています。

世界保健機構によれば、栄養不良によって5歳まで生きられる子供達は、全体の約半数にも達しています。それでも現在、国際支援によって子供の死亡率は、最悪であった1990年代から急加速で減少しました。

すでに多くの試みがありましたが、貧しい国で暮らす幼い子供達の大多数に、発育上の問題が発生しています。子供であっても、困難から回復する力を持っていたり、目標に向かって努力する強みを持つ子も。そんな子供達をモデルとし、貧困地域の子供達への発達支援の方法を見直し考え直すべきなのです。そうマコイは語りました。

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