2017、高級コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)6機種比較。大型センサー&F値の小さいレンズで、美しくボケ感ある写真がカンタンに撮影可能

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2017、高級コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)比較

このページの目的:

最近登場するようになった、大型センサーとF値の小さいレンズを搭載することで、カンタンに明るくボケ感のある写真が撮れる高級コンパクトデジタルカメラの比較。

1.高級コンパクトデジタルカメラのメリット

①:大きなセンサーサイズにより、美しい画像が撮影できる

・高級コンパクトデジタルカメラは、なぜ”高級”なのか

➾高級コンデジは、センサーサイズが大きいため美しい写真が撮れる

そもそもなぜ高級コンデジは”高級”なのでしょうか。その答えはセンサーサイズにあります。具体的に見ていくと、一般的にカメラの画質の優劣は

①:レンズ

②:センサーの大きさ(大きいほうがキレイに撮れる)

③:画像エンジン

の3つによって決まるものとされています。

通常、一眼レフカメラではセンサーサイズがマイクロフォーサーズ(4/3)サイズ以上の大きさであるのに対して、通常のコンパクトデジタルカメラではスマートフォンと同じ1/2.3サイズである機種も多く、どうしても画質面で劣るのは否めません。

・センサーサイズの一覧表(大きいほど画質が美しい)

フルサイズ:36×24mm

APS-C:23.6×15.8mm

マイクロフォーサーズ:17.3×13mm

1型(今回紹介する高級コンデジのセンサーサイズ):13.2×8.8mm

1/2.3(スマホや普通のコンデジで一般的なサイズ):6.2×4.65mm

今回紹介する高級コンデジのセンサーサイズはおおむね1型。スマートフォンのカメラや一般的なコンパクトデジタルカメラのセンサーサイズより大きく、そのため美しい写真が撮影できるようになっています。

②:F値が小さいため、初心者でも簡単に明るくボケ味のある写真が撮れる

また高級コンデジはF値が小さい機種が用意されており、カメラ初心者でも簡単に明るくボケ味のある雰囲気の良い写真を撮ることができます。

・F値とボケ味の関係

以下の画像例では、F値(絞り値)が小さいほど(=F2やF2.8など)ボケ感のある写真が撮れているのが分かります。

出典:ソニー公式ホームページ

以上から高級コンパクトデジタルカメラでは、初心者でも簡単に一眼カメラに迫る美しい写真が撮れるものとなっています。

2.最近のカメラのトレンド

①:自撮りがしやすい回転型・チルト型液晶画面を搭載

最近あちこちで人気の「自撮り(セルフィー撮り)」。自撮りの人気を受けて、メーカーも適した機種を開発しています。

例えば、液晶が撮影対象の側に向く「チルト液晶」や「バリアングル」を搭載する機種が発売されています。

・画面が上に向くチルト液晶

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・画面が横に向くバリアングル液晶

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今回紹介する高級コンパクトデジタルカメラは、どれも液晶画面が上に向く「チルト液晶」を採用しています。

②:美肌モードを搭載

自分撮りに適した、明るくなめらかな肌質を可能にする「美肌モード」やスリムな印象を与える「スリムモード」も搭載される機種が増えています。

③:タッチオートフォーカス

画面の箇所をタッチすればそこにオートフォーカス(AF)を合わせてくれるのが「タッチオートフォーカス機能」。ピント合わせが簡単になります。大抵のメーカーの機種はこの機能を搭載しますが、ソニーのカメラはビデオカメラとの差別化のためか、この機能がありません。

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・高級コンデジ、6機種紹介

それでは、以下においては代表的な機種を6つご紹介。

・ソニー:RX100M3

価格:6万8000円から

画素数:2010万画素

センサーサイズ:1型

光学ズーム:2.9倍

F値:F1.8~F2.8

撮影感度:ISO125~12800

焦点距離:24mm~70mm

ファインダー:EVF(電子式ビューファインダー)

USB充電:〇

自分撮り機能:〇

チルト液晶:〇

美肌モード:〇

タッチパネル:×

サイズ幅x高さx奥行き:101.6×58.1×41 mm

重さ:本体263g/総重量:290g

【ポイント】

筆者も日ごろから使用しているRX100M3。コンパクトなサイズに大型センサーを搭載し、簡単に美しい写真が撮れるすごいカメラ。

加えて明るいレンズ、ビューファインダーも搭載。

ただし、ソニーのデジカメらしくタッチパネル操作機能はついていない。

・ここが〇×

【ここが〇】

  • カンタンにボケ味ある美しい写真が撮れる
  • 電子式ビューファインダーにより、屋外などまぶしい場所でも写真が撮りやすい
  • 動画撮影時、手振れ補正機能が優秀
  • さまざまな撮影を可能とするカメラアプリに対応

・ソニーのカメラアプリ

【ここが×】

  • タッチパネル機能がない
  • 美肌モードは動画撮影時は効かない(かつて動画撮影時に勝手に美肌モードになるバグがあったが、最近は修正。逆に今度は美肌モードが効かないようになった)

・RX100M3で撮影した写真の例

・ソニー:RX100M5

価格:9万0000円から

画素数:2010万画素

センサーサイズ:1型

光学ズーム:2.9倍

F値:F1.8~F2.8

撮影感度:ISO125~12800

焦点距離:24mm~70mm

ファインダー:EVF(電子式ビューファインダー235.92万ドット)

USB充電:〇

自分撮り機能:〇

チルト液晶:〇

美肌モード:〇

タッチパネル:×

サイズ幅x高さx奥行き:101.6×58.1×41 mm

重さ:本体272g/総重量:299g

【ポイント】

筆者も使うカメラその2。2016年に登場した、RX100シリーズの最新モデル。5世代目となり、世界最多となる315点の像面位相差検出AFセンサーを配置。さらには0.05秒高速オートフォーカスにも対応。ファインダーも搭載し、屋外でも撮影が行いやすい。ただしタッチパネルは非搭載。

【ここが〇】

  • カンタンにボケ味ある美しい写真が撮れる
  • 電子式ビューファインダーにより、屋外などまぶしい場所でも写真が撮りやすい
  • 動画撮影時、手振れ補正機能が優秀
  • RX100M3より、オートフォーカス性能が優れている
  • RX100M3より、対応カメラアプリが増えた

【ここが×】

  • タッチパネル機能がない
  • 美肌モードは動画撮影時は効かない(かつて動画撮影時に勝手に美肌モードになるバグがあったが、最近は修正。逆に今度は美肌モードが効かないようになった)

・RX100M5で撮影した4K動画

・パナソニック:DMC-LX9

・自撮りがしやすいチルト液晶

価格:6万8000円から

画素数:2010万画素

センサーサイズ:1型

光学ズーム:3倍

F値:F1.4~F2.8

撮影感度:ISO125~12800

焦点距離:24mm~72mm

ファインダー:なし

USB充電:〇

自分撮り機能:〇

チルト液晶:〇

美肌モード:〇

タッチパネル:〇

サイズ幅x高さx奥行き:105.5x60x42 mm

重さ:本体280g/総重量:310g

【ポイント】

F値1.4と他社製品を上回る非常に明るいレンズで、ボケ感ある撮影が可能。4K動画撮影にも対応し、7万円ほどの価格とお値打ち感あり。一方ファインダーは搭載せず。

【ここが〇】

  • ソニー製の同種カメラより安い
  • F値1.4と明るくボケ感ある撮影が可能
  • タッチパネル搭載

【ここが×】

  • ファインダーがない

・キヤノン:PowerShot G7 X Mark II

価格:6万500円から

画素数:2010万画素

センサーサイズ:1型

光学ズーム:4.2 倍

F値:F1.8~F2.8

撮影感度:ISO125~12800

焦点距離:24mm~100mm

ファインダー:なし

USB充電:〇

自分撮り機能:〇

チルト液晶:〇

美肌モード:〇

タッチパネル:〇

サイズ幅x高さx奥行き:101.6×58.1×41 mm

重さ:本体294g/総重量:319g

【ポイント】

ソニーのライバル機種で、全体的に似たスペックとなっており使いやすい。光学4.2倍ズームレンズと優れ、タッチパネルも搭載して、6万円台からとソニー機種より安い。ただしファインダーはない。

【ここが〇】

  • ソニー製の同種カメラより安い
  • 高額ズーム4.2倍と、他社製品を上回る
  • タッチパネル搭載

【ここが×】

  • ファインダーがない

・PowerShot G7 X Mark IIで撮影した写真の例

・富士フィルム:X100F

価格:12万5000円から

画素数:2430万画素

センサーサイズ:APS-C

他社カメラが採用する1型センサーを上回る「APS-C」センサーを採用

光学ズーム:なし

F値:F2

撮影感度:ISO200~12800

焦点距離:35mm

ファインダー:あり光学式/電子式

USB充電:〇

自分撮り機能:×

チルト液晶:×

美肌モード:〇

タッチパネル:〇

サイズ幅x高さx奥行き:126.5×74.8×52.4 mm

重さ:本体419g/総重量:469g

【ポイント】

APS-Cセンサーを採用し、とにかく美しい撮影が可能と噂の機種。

【ここが〇】

  • 他社製カメラが採用するセンサーより大きいAPS-Cセンサーを採用し、美しい撮影が可能
  • 光学・電子式ファインダーを両搭載
  • 富士フィルム製品らしいフィルムシミュレーター機能
  • オートフォーカスが早い

【ここが×】

  • 高い。12万円もする
  • ズーム機能がない
  • 4K撮影はできない
  • タッチパネルがない
  • 液晶は回転しない
  • 本体419gと、コンデジとしては少し重い

・富士フィルム:X70

価格:7万8000円から

画素数:1670万画素

センサーサイズ:APS-C

他社カメラが採用する1型センサーを上回る「APS-C」センサーを採用

光学ズーム:なし

F値:F2.8

撮影感度:ISO200~6400

焦点距離:28mm

ファインダー:なし

USB充電:〇

自分撮り機能:〇

チルト液晶:〇

美肌モード:〇

タッチパネル:〇

サイズ幅x高さx奥行き:112.5×64.4×44.4 mm

重さ:本体302g/総重量:340g

【ポイント】

APS-Cセンサーを採用し、とにかく美しい撮影が可能。価格コムアワード2016 コンパクトデジタルカメラ部門金賞受賞。

X100Fの入門機向け機種となっており、性能を抑えてある価格が安く、タッチパネル操作にも対応している。

X100F同様、ズーム機能はない。

【ここが〇】

  • 他社製カメラが採用するセンサーより大きいAPS-Cセンサーを採用し、美しい撮影が可能
  • オートフォーカスが早い
  • タッチパネル操作にも対応
  • 液晶が回転し、自撮りにも便利

【ここが×】

  • ズーム機能がない

・RX100M3、RX100M5、iPhone 8 Plus(通常撮影)で撮影した写真:高級コンデジとスマホカメラのボケ感の比較

背景のボケ感に注目。

・RX100M5

・RX100M3

・iPhone 8 Plus

普通のスマートフォンで撮影したことを想定して、ポートレートモードではなく、通常カメラモードで撮影しています。

参考文献

ソニー公式ホームページ

パナソニック公式ホームページ

キヤノン公式ホームページ

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