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Xperia開発者「ベゼルレス化は他の機能とのトレードオフ。全体のバランスを考えなくてはならない」

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Xperia開発者「ベゼルレス化は他の機能とのトレードオフ。全体のバランスを考えなくてはならない」

ソニーが公式ホームページで掲載する「Xperia XZ2シリーズ開発者インタビュー」においては、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社商品企画担当 市野氏から、興味深いコメントが寄せられています。

Q:他社では前面上下のベゼルを狭くしてディスプレイの占有面積を極限まで高めた、いわゆる「ほぼ全画面」のデザインを採用するスマートフォンも増えていますが、そうしたトレンドに対するソニーモバイルの考えを教えていただけますか?

市野:ベゼル領域を狭くしディスプレイを大画面化するトレンドは認識しております。

しかし、我々としては、体験価値や持ちやすさを最も重要視しておりますので、それらを保ちながら本体前面の画面占有率を高めるということに取り組んでいます。今回の新製品ではどのモデルでも従来機と比べて大画面化し、上下のベゼルも狭めています。どこまで画面占有率を高めるかは他の機能とのトレードオフともなりますが、我々はトータルでの体験価値を重視し、バランスを取った形です。

もし表示領域を広げた結果としてカメラやスピーカー、アンテナなどに必要な領域に干渉してしまうと、カメラ画質や音質、アンテナ感度などが犠牲になりかねません。

我々が提供したいトータルなユーザー体験を実現することを前提に、現時点で最適と考える画面サイズのバランスが、今回の形状となります。もちろん今後も、さらなる設計改善や新技術採用などにより、体験を保ちながらさらにバランスを向上させていきます。

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