安く簡単にゲーム画面が録画できる「GV-USB2」のメリット・デメリットを他機種と比較
最近、動画サイトを中心にゲーム実況動画が人気を集めていますが、そこで今回は、PS3やWiiUなどのゲーム機から簡単に録画することが出来るキャプチャケーブル、I-O DATAの「GV-USB2」を紹介します。
①:GV-USB2/キャプチャボード/キャプチャユニットのメリット・デメリット
GV-USB2の特長はまず「安さ」にありますが、そのほかにもメリットがいくつかあります。同種製品と比べたのがコチラ。
②:GV-USB2のデメリット。画質をフルHD録画機と比較
・単体で見ればGV-USB2で録画したものもそれなりにキレイに
GV-USB2が接続できるケーブルはS端子ケーブルとAVケーブルのみで、これらはそこそこの画質な480i出力しか対応していません。
そのため、高画質である1080i出力に対応しているHDMI映像を録画できるキャプチャーボードやキャプチャユニットにはどうしても画質が劣ります。しかし、S端子出力録画でもそれ単体で見ればそれなりにきれいに録画することが出来ます。
実際にGV-USB2で録画した動画が次のコチラ。
余談ですがこの動画では録画ソフトにGV-USB2付属ソフトの「Light Capture」を使用しました。
録画ソフトとしては「アマレコTV」のほうが有名であり一般的ですが、同ソフトで作成したファイルを動画編集ソフト(SONY VEGAS)で読み取らなかったためです(同様のエラーはSONY VEGASのほか、他の編集ソフトでも多くみられる模様)。
・GV-USB2とHDMIキャプチャユニットで録画したものを比較
とはいえ、さすがにGV-USB2とHDMIキャプチャユニットで録画したものを比較すると、なかなか画質に雲泥の差があることが分かります。
ここで動画に使用したゲームソフトはPS3「鉄拳タッグトーナメント2」、用いたHDMIキャプチャユニットは上海問屋「DN-10852」。
動画からスクリーンショットを取って比べたのが次のもの。これは動画を見てもらえばわかりますが、滑らかさにも結構差があることがわかります。
・全体
・文字
・キャラクター
・2Dグラフィックス
③:GV-USB2/HQとの違い
GV-USB2について調べていくと、似たような製品としてGV-USB2/HQという製品があることに気が付きます。見た目はそっくりなこの製品、メーカー側は「高機能モデル」と謳っており、一体何が違うのが戸惑いますが実は製品自体は違いありません。違いは編集ソフトが付いているかいないかだけです。
そして編集ソフトに関しては、フリーで高機能のものが出回っているためわざわざ買う必要はないように思えます。そのため、GV-USB2/HQは買う必要はないでしょう。
仮に編集ソフトを買うなら、高機能かつ使いやすいSONY VEGASがおすすめです。元は数万円するソフトですが、販売元のソースネクストのサイトで定期的に1万円ほどのセール価格で売られています。
それでは、いいゲーム実況/配信ライフを!