Kindleほか電子書籍端末比較、2017夏
このページでは電子書籍端末について、仕様・特筆すべき点、海外レビューサイトから寄せられた平均レビュースコアや○×ポイントなどをあげていきます。
またKindle Paperwhite (第3世代)については最近個人でも購入したので、よりじっくりとした個人レビューも記しています。
1.性能比較表
2.各機種の評判・使った上での意見 (デバイス50音順)
・Amazon:Kindle Paperwhite (第3世代) 広告あり/なし
海外レビュー平均スコア:88
発売:2015年6月(2017年現時点での最新モデル)
価格:WiFi+広告あり 14,280円〜、WiFi+3G+広告なし 21,480円
(4000円安くなるキャンペーンが定期的に開催中)
【ここが〇、ここが×】(使った上での意見)
ここが〇 | ここが× |
フロントライトにより、暗いところでも読みやすい | 表示スピードの遅さに少しイラつく |
高解像度300ppi | 白黒画面は雑誌などを読まなくなる |
ページめくりの速さ | |
知らない単語にカーソルを合わせると、意味が出てくる辞書機能が便利 | |
印象に残った点をハイライト、ネットで共有するソーシャルハイライト機能が便利 | |
目に優しく、夜でも画面を眺めていていて疲れない |
・Amazon:Kindle 7 Wi-Fi 広告あり/なし
海外レビュー平均スコア:88
発売:2014年9月(17年7月時点での最新モデル)
価格:WiFi+広告あり 8,980円 WiFi+広告無し 10,980円
【ここが〇、ここが×】(海外サイトレビューより)
ここが〇 | ここが× |
低解像度だが、それなりに読める | スリープ中は広告表示機能が常に表示
その中には変なのもあるので、広告アリモデルを買うのは控えたほうが良いかも |
ページめくりが早い | フロントライトがないため、夜など暗いところで読むのはつらい |
バッテリー持ちが良い |
・Kindle 7とKindle Paperwhiteの画質比較
・Amazon:Oasis 広告あり/なし
海外レビュー平均スコア:82
発売:2016年4月
【ここが〇、ここが×】
ここが〇 | ここが× |
バッテリー持ちの良さ | 高い |
131gの軽さ | 防水じゃない |
ベゼル幅が狭くなり、かっこよくなった | 純正ケースにレザーケースしかない |
持ちやすい | |
フロントライトが改善され画面を見やすくなった | |
高級感あるデザイン |
・Kobo:Kobo aura H2O
海外レビュー平均スコア:80
価格:19,980円(税込)
【ここが〇、ここが×】(海外サイトレビューより)
ここが〇 | ここが× |
防水性能がある | Kindle PaperWhiteよりデカい |
高解像度265ppi | 他機種より重い |
ページめくりの速さ | |
対応ファイルの多さ | |
microSDカード対応 |
3.スマホとKindle Paperwhiteの比較レビュー
最近購入した「Kindle Paperwhite 2015 広告なしモデル(2017年3月a時点での最新モデル)」とスマートフォン(Xperia Z5)を参考に、Kindleの読書体験をレビューします。
・Kindle PaperWhite (第3世代) とスマホ、それぞれのメリット・デメリット
Kindleとスマートフォンそれぞれのメリット・デメリットは以下の通りです。
Kindle Paperwhite (第3世代) | スマートフォン (Xperia Z5) |
メリット | |
画面の質感が紙に近く、本当に本を読んでいるような気分に浸れる | 液晶の画面はコントラストが際立っていて色鮮やか |
読んでいて目が疲れない | カラー表示ができる |
最新のバージョンは画面密度300ppi。解像度が足りないということは無い | 大概のスマホの画面がKindle以上の画面密度を持ち、より精細感ある画面を楽しめる。 |
わからない語句を選択すると、即時に辞書が出てくる機能が便利 | ページ送りでの画面転換がない |
本の物理的なスペースが空く | 本の物理的なスペースが空く |
バッテリーが1か月くらい持つ | |
デメリット | |
ページ送りでの画面転換がうざい。
特にマンガなどページあたりの情報量が少ない読み物において |
読んでいて目が痛くなる |
Kindle単体では快適だが、スマホと比べるとどうしても表示速度が遅い | バッテリーが1ヶ月も持つようなことは無い |
・Kindle Paperwhite でコミックを表示した様子
(画面直撮り)
電子インク端末の独特の画面の質感が紙に近く、本物の漫画を読んでいるような雰囲気が味わえます。
加えて昼光色の色合いにより目が疲れません。
Kindle Wi-Fiだと気になることも多いと言われている画面の粗さですが、このKindle PaperWhiteは画面密度が300ppiもあり、これだけ解像度が高いと、読みにくさを感じることはまずありません。
とはいえ、結局マンガはスマートフォンでの閲覧のほうが良いのかもと思う面も。
まずKindleのようなページ移行に画面の転換が起こるデバイスは、ページめくりが多い「マンガ」には向いてないようです。スマホのページめくりには劣ります。
加えてKindleだとカラー表示が出来ないことも地味に痛く、液晶のほうが画面にコントラストが効いていて色鮮やかです。
ただスマホはスマホで読んでいると目が痛くなるため、通常の本の場合は、Kindle Paperwhiteの方が読みやすいことに間違いありません。
Kindleでは、わからない単語を選択したら意味が出てくる「ポップアップ辞書」や、気になった個所をみんなで共有できる「ソーシャルしおり機能」があるのも便利です。
・スマホとKindle Paperwhiteの表示比較
4.Kindle 2016とKindle PaperWhiteの比較
5.Kindle Paperwhite 15年モデルとKindle Voyageの比較
左:Kindle Paperwhite 15、右:Kindle Voyage
情報参考元