Xperia X Performance、粗悪な保護ガラス/フィルムが市場に多数出回る
【わかりやすい3行まとめ】
・Xperia X Performanceで、粗悪な保護フィルム・ガラスが多数出回る
・トラブルの内容は「使用していてフィルムが浮いてくる」「幅が狭い」「通話に支障をきたす」など
・粗悪品の存在に加え、個々のスマホでラウンドエッジ部分のカーブの形状が異なる「個体差」がある点にも注意
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【本文】
これまでのXperiaシリーズと異なり、フチの丸い「2.5Dラウンドエッジ」形状を採用したXperia X Performanceですが、それによりコスト的にこれまでのより加工するのがややこしくなったためか、粗悪な保護ガラス・フィルムの類が数多く出回ってしまっているようです。
粗悪品は販売ブランドの有名無名、もしくは価格の安い高い問わず存在しているようで、なかなかややこしい事態が生まれています。
悪質な保護ガラスフィルムを買わされたユーザーの声 (Amazon.co.jpから)
・サイド部分のところが浮いてくる
・使っていて周囲部分が浮いてくる
・横幅が狭く、保護フィルムの役割をなしていない。カッコ悪い
・センサー部分の加工がおかしく、通話してて不具合が起こる
・「日本製」を謳っているのに、届いたものには”Made in China”の表記
話しをさらにややこしくさせる「ラウンドエッジのカーブの個体差」
そして、話をさらにややこしくしていることとして「ラウンドエッジデザインのカーブの個体差」というものがあります。
これはすでに、ラウンドエッジデザインの”先輩”であるiPhoneシリーズで起きている問題。
どういうことかと言えば、ラウンド部分は元から何かを貼り付けることを想定されてはいないため、どうしてもカーブの個体差にバラつきがあり、それにより、あるiPhoneでは問題なく貼り付けられたフィルムが、別のiPhoneでは貼り付けられないといったことが起きているのです。
・BのiPhoneでは上手く張り付けられた保護ガラスが、AのiPhoneでは剥がれてしまっている
iPhone 6で多くの種類の保護ガラスを貼り付けて試した週刊アスキーは結論として、「型番や仕様(容量など)で区別することはできません。そう、“貼ってみるまでわからない”のです」としていました。
また確かに「粗悪」とされた保護フィルムのAmazonレビューを見てみると星が良い方と悪い方に両極端に別れていて、これも「カーブの個体差」のことを考慮に入れると納得がいきます(もちろん他の理由も考えられます)。
・とある粗悪Xperia X Performance保護フィルムのレビュー内容
というわけで、ラウンドエッジ形状となったXeria X Performanceでは、これまでのXperiaより保護ガラス選びに苦労しそうです。
先ほどのアスキーは対策として、
・より後に発売されたものを買う
ことをすすめていました。
参考文献
アスキー「iPhone 6用保護ガラス 幅を迫れない原因は画面形状の著しい個体差だった」2014年11月22日