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原発事故から5年。タイの写真家が捕えた、福島避難地域の今の姿
今月10日、タイのバンコクに在住する20代の写真家であるケオウ・ウィー・ルン氏は、避難命令により人の姿が消えた福島の浪江町や大熊町に足を踏み入れ撮影を決行しました。
ルン氏がそこで見たのは、ほとんど何も盗まれていない現地の姿でした。氏はFacebookにて、次のようにコメントしています(一部抜粋)。
「レッドゾーンで僕が見たのは食べ物、お金、ノートパソコン…、そのほか多くの貴重品だった。この街では何も奪われないまま、チェルノブイリとは違って何もかもがそのままきれいに保存されていた。これがチェルノブイリ事故と福島の災害との違いだ。
でもこれは、原発による壊滅的な被害のせいだとも言える。福島の人々の生活が再び元に戻ることは無い…。」
ケオウ・ウィー・ルン氏のFacebookページ ”Fukushima exclusion zone (No man’s land)”