iFixitによるGalaxy Note 7解体レポート:優れたデザインと引き換えの修理のやりにくさ
毎回ガジェット製品が発売されるたびに分解レポートをすることで知られる修理会社「iFixit」が、サムスンGalaxy Note 7の分解を行いました。
ディスプレイ部分の側面がカーブしたエッジデザインが特長的なGalaxy Note 7、しかしその外見上の美しさの犠牲として、修理はとても難しいようで修理のしやすさは10点満点中4点となっています。
具体的に修理が行いにくい点
Galaxy Note 7ではカーブしたディスプレイ側面部により、ガラス部分を破壊せずにディスプレイを交換することが出来ません。
またそのほかにも、
・強力な接着剤が多用された背面パネル
・背面パネルと強力に接着されパネルの破壊無しに取り出せないバッテリー部
・こわれやすい前面と背面のガラス部分
などなど全体的に、デザインの美しさや薄型化の犠牲として、かなり修理が行いにくい製品となっているようです。
他社製品と修理しにくさスコアの比較
まあ「10点満点中4点の修理しにくさ!」と言われてもわかりにくいと思うので、ifixitにおける他社デバイスのスコアを比較してみました。
下の一覧のうち、点数が低いほど修理がしにくいデバイスとなっています。意外とiPhone系は修理しやすいデバイスなんですね。
・スマホ7機種修理しやすさランキング
※スコアが高いほど修理しやすい
iPhone 6s Plus:7/10
iPhone 6s:7/10
iPhone 6:7/10
iPhone SE:6/10
Galaxy S6:4/10
Galaxy S6 edge:3/10
Galaxy S7 edge:3/10