日本版「ミニファミコン」以上に魅力的なのが海外版「ミニNES」?
・コントローラ大きく、WiiU用クラシックコントローラとしても使用可能。FF1も収録
先日発表されたミニファミコン「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」ですが、実は日本版以上に魅力的かもしれないのが海外版「ミニNES(正式名:NES Classic Editon)」。2つを比べてみると、そこそこ違いがあるようです。
【日本版と海外版の主な違い、比較表】
日本版 | 海外版 | |
①:コントローラの大きさ | 小 | 大 |
②:付属コントローラ数 | 2 | 1 |
③:付属コントローラがWiiUクラコンとしても使えるか | 不明(おそらく×) | ○(9.99ドルで単品販売も |
④:WiiUクラシックコントローラを使用できるか | 不明(おそらく×) | ○ |
⑤:FF3 | ○ | × |
⑥:FF1 | × | ○ |
⑦:ドラキュラII | × | ○ |
⑧:くにおくんシリーズ | ○ | × |
【くわしい違い】
実は海外版は、
①:コントローラが大きい
②:コントローラがWii/WiiUでクラシックコントローラとして使える&WiiUクラコンでNESミニがプレイできる
③:FF1やドラキュラ2、テクモボウルなど日本版にはないタイトルが遊べる
④:付属コントローラ数が日本版は2個、海外版は2個
など、ミニファミコンにはない特徴があります。
【収録タイトルの違い】
日本版のみ | 海外版のみ |
アトランチスの謎 | テクモボウル |
イー・アル・カンフー | ドラキュラII呪いの封印 |
ソロモンの鍵 | ドンキーコングJr. |
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | バブルボブル |
ダウンタウン熱血物語 | パルテナの鏡 |
つっぱり大相撲 | パンチアウト! |
ファイナルファンタジーIII | ファイナルファンタジー |
マリオオープンゴルフ | StarTropics |
ミニNESの特徴①:コントローラが大きい
日本版のミニファミコンで唯一残念なのがコントローラの大きさ。
これはデザイン上、仕方なかったのかもしれません。しかし、PV映像で持っているところを見ても設計図を見ても、どう見てもこの大きさは小さく扱いづらそう。
設計図から推測するに、ミニファミコンのコントローラの横幅は10cm程度。例えば3.5インチiPhone 4sの縦幅が11cm程度なので、いかに小さいかがわかるというもの。
一方ミニファミコンの海外版、ミニNESこと「NES Classic Edition」では、手の大きな海外ユーザーに小さなコントローラを持たせるのは酷だということなのか、ちゃんとコントローラは大きいサイズなまま。
・NES Classic Editionの解説動画
結果、コントローラの横幅がミニNES本体の横幅とほぼ同じサイズということになっているのですが、仕様をうかがうに最低20cmほどはある嬉しいサイズとなっています。
ミニNESの特徴②:取り外し可能なコントローラがWii U用クラシックコントローラとしても使える
またすごいのは、ミニNESのコントローラはWii リモコンに接続してWii/Wii Uバーチャルコンソール用のクラシックコントローラとして使えるということ。
確かにミニNESをよく見ると、コントローラポートはWii リモコン接続端子のそれになっています。また接続ポートが同じなので、ミニNESにWiiUクラコンを接続して遊ぶといったことも可能となっています。
ミニNESの特徴③:日本版には収録されていないソフトで遊べる
ミニNESはミニファミコンと同じく30本のソフトが収録。
ほとんどの収録タイトルはミニファミコンと同じタイトルですが、一部、日本版には収録されていない「スーパーマリオUSA」や「ドラキュラII 呪いの封印」「テクモボウル」「ファイナルファンタジー1」「パンチアウト!」といったソフトが収録されています。
【収録タイトルの違い】
日本版のみ | 海外版のみ |
アトランチスの謎 | テクモボウル |
イー・アル・カンフー | ドラキュラII呪いの封印 |
ソロモンの鍵 | ドンキーコングJr. |
ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会 | バブルボブル |
ダウンタウン熱血物語 | パルテナの鏡 |
つっぱり大相撲 | パンチアウト! |
ファイナルファンタジーIII | ファイナルファンタジー |
マリオオープンゴルフ | StarTropics |
・ファイナルファンタジー
・ドラキュラII 呪いの封印(海外タイトル:「Castlevania II: Simon’s Quest」)
・StarTropics
ディレクターはあの竹田玄洋氏
ということで、もしかしたら日本版以上に魅力的かもしれない海外版「ミニNES」。
発売は日本と同じ11月10日、価格は59.99ドル。海外では8月から予約が始まりましたが、あまりの人気のため既に予約は締め切られ、初期出荷分は完売しています。
リンク:任天堂アメリカ