エース経済研究所安田氏「Nintendo SwitchはPS4より演算能力は劣る。ただし高速転送が可能でオープンワールド系ゲーム向き」ほか
任天堂関係の分析でおなじみ、業界シンクタンク「エース経済研究所」の安田秀樹アナリストによるNintendo Switych(ニンテンドースイッチ)の予想を、ウォールストリートジャーナルの望月記者が紹介しています。
・Nintendo Switchについて(エース経済研究所 安田氏予測)
チップセット:14/16nmプロセス。GPUは”Pascal”がベース
演算性能:APU性能など演算性能はPS4に劣る。ただし、演算能力より周辺機器との接続を大幅に強化するアーキテクチャーを採用している
シリアルポートの通信速度:3Gbps~16Gbps(PS4がSATA 2.0で3Gbps)
ゲームカード:容量は8GB~32GB
ニンテンドースイッチはオープンワールド系ゲーム向き:
ニンテンドースイッチはDRAMに遅延なく大量のデータを転送するのに理想的。デカいマップデータを用いる(海外で人気かつ主流の)オープンフィールドタイプのゲームにスイッチは適している。
そうオープンワールド系ゲームといえば、先日流れたNintendo Switchの公開映像では、オープンワールド系ゲームの代表格、ベセスダ・ソフトワークスの『The Elder Scrolls V: Skyrim』の映像も流れていました。
ただ、コンセプト映像でサードパーティのソフトが発売のいかんを問わずサードパーティのタイトルの映像が流れるのはよくあること、おまけにベセスダ側は経済紙「Forbes」によるインタビューで「スイッチにSkyrimをリリースすることが決定しているわけではない」とコメントしています。
this compares Switch & PS4, from Yasuda's report. left box says game card, center internal storage unknown, right external/internal display pic.twitter.com/oFNJN9MTZD
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 5, 2016
Ace Yasuda Cont'd: Switch would be ideal for transmitting large data to DRAM without delay. Good for open-field games with large map data.
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 5, 2016
Ace Yasuda Cont'd: Switch game card would use serial transmission. Dock connected via 1 port. Peripheral connections would be high-speed.
— Takashi Mochizuki (@mochi_wsj) November 5, 2016