【ニュース】Nintendo SwitchでSFシューター『Rogue Trooper Redux』が発売決定。60~70年代の反体制運動に影響を受けたSFコミックが原作
「エイリアン vs. プレデター」や「スナイパーエリート」シリーズで知られる英国オックスフォードに本拠を置くスタジオ Rebelllion Gamesは、Nintendo Switch用SFシューターゲーム『Rogue Trooper Redux』リリースをアナウンスしました。合わせてトレーラーも公開されました。
2006年にPS2などでリリースされたタイトルのリマスター作となります。開発は同じくイギリスの本拠を置く TickTock Games。
本作はシルベスター・スタローンが主演した映画版が酷評されたことで映画ファンからはおなじみ、『ジャッジ・トレッド』といった作品の掲載で知られる、イギリスの週刊コミック雑誌「2000 AD」のSFコミックが原作。
2つの惑星による絶えまない戦争が続く近未来世界を舞台に、環境破壊が進んだ惑星でも生存できるよう、遺伝子工学によって青い皮膚を持つ主人公の戦いを描きます。
もともと掲載コミック誌の「2000 AD」は、60年代~70年代の若者運動・学生運動、70年中盤から後半の世界各地での公害の発生、70年代後半のイギリス大不況などを背景として生まれた、ラディカルな反体制と反大企業・反保守が持ち味の雑誌。
この時代のイギリス文化と言えば、『アナーキー・イン・ザ・U.K.』『ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン』などで、英国王室や大企業をdisりまくったパンクバンド、セックスピストルズとなるわけですが、このバンドと同じく本作も、掲載誌が掲載誌だけに、ゲームではラディカルな思想に酔いしれることが出来そうです。
本作『Rogue Trooper Redux』はNintendo Switch以外にも、PS4 / Xbox One / PCの各機種においてのリリースが予定。発売は2017年です。
・ゲーム情報
タイトル:Rogue Trooper Redux
メーカー:Rebelllion Games
開発元: TickTock Games
ジャンル:SFシューター
発売機種:Nintendo Switch / PS4 / Xbox One / PC
ポイント:原作は60年代後半~70年代カウンターカルチャーの影響が色濃いイギリス製SFコミック
日本発売:不明