3DS後継ハードやNintendoSwitch新型機、スマホ対応・特許など任天堂の今後の動向トピックス
更新情報：
11/20：「⑧：携帯ゲーム機関連で気になる任天堂の特許」
【3DS後継ゲーム機と3DSの今後】
①：3DSの後継ハードが登場する可能性も
・ニンテンドースイッチとは異なるハードが発売?
任天堂は、Nintendo Switchとは別の、3DSの後継携帯型ゲーム機の発売を現在検討中であるという。
その理由は「発売を求められるニーズやマーケットがある」からとのこと。
君島社長も、決算説明会にて次のように回答（概要）。
・ニンテンドー3DS と Nintendo Switch の棲み分けは、当⾯はできる
・3DSとNintendo Switch では形状、重さ、価格、遊べるゲームの種類や量が異なる
・3DSは初めてのゲーム機として、Nintendo Switch とは異なる需要やマーケットが存続すると考えている
・開発はまだ行っていない。あくまでも「検討中」
ただこの「3DS後継ゲーム機」の話については、あくまでも検討中で、何らかの開発を行う段階ではないとのこと。君島社長は、アメリカTIME誌とのインタビューで、次のように答えている
君島：具体的に、まだ3DS後継機種の開発に着手してはいません。2画面になるかもわかりません。ただ任天堂は携帯ゲーム機の継続を考えていて、発売するため、あらゆる方策を検討しています。
ですから、現在は携帯ゲーム機のビジネスを続けるため、これまでとは違うやり方を模索しているところです。
情報元：time.com
先日発売されたNintendo Switchでは、デザインや本体の質感に加え、ニンテンドー3DSにはあったゲーム本体設定画面での漢字のルビや送り仮名が無く、大人向けのゲーム機を思わせる印象に仕上がっていた。
情報元：任天堂2017 年 3 ⽉期経営⽅針説明会/第 3 四半期決算説明会 質疑応答（要旨）
②：任天堂は3DSソフトを、少なくとも2018年まではリリースする
・社長、取締役のコメント
イギリスの日刊紙「デイリーテレグラフ」とのインタビューにて、任天堂の取締役常務執行役員および企画制作本部長である高橋伸也氏が答える
ニンテンドー3DSは価格面ではかなりお手頃だと思うし、非常に大きなソフトウェアライブラリがあるシステム。
子供たちが最初のゲーム機として持つシステムとしては、3DSはとても優れているでしょう。
ですから、私たち任天堂は2017年だけでなく、2018年も3DSのためにリリースするゲームを考えています
・関連ページ：
情報元：telegraph.co.uk
③：「ミニ NINTENDO 64」が発売される？
・クリスマスにニンテンドウ64がもらえ、感慨深げな少年
最近、任天堂が1996年に発売したゲーム機 NINTENDO 64の商標登録更新を行ったことから、「ミニ NINTENDO 64」発売の噂が出てきている。
ミニ ファミコンやミニスーファミ発売の際においても、任天堂はそれらゲーム機の商標の更新を行っていた。
④：ニンテンドー2DS LLが7月13日に発売
・価格・値段・発売日
- 価格：1万4980円（税別）／1万6178円（税込）
- 発売日：2017年7月13日
・Newニンテンドー2DS LLのセールスポイント
①：3D立体視機能がない
②：サイズはNew 3DS LLとほぼ同じ
③：バッテリーの持ちは少しNew3DSLLより悪い。3DSソフトプレイ時はあまり変わらないけど、DSソフトプレイ時にけっこう違う
④：全体的に、よりカラフルでスタイリッシュなデザインに
⑤：ソフトの差込口にカバーが付いて、いわゆる”誤発射”が起こらなくなった
⑥：MicroSDカードの取り出しが簡単になった
・Newニンテンドー2DS LLとNew 3DS LL、New3DSのスペック比較
・スペック
| New2DS LL | New3DS LL | New3DS | |
 |
 |
 |
|
| 発売日 | 17/7/13 | 14/10/11 | 14/10/11 |
| サイズmm | 86.36×159.3
×20.8 |
93.5×160
×21.5 |
80.6×142
×21.5 |
| 重さ | 260g | 329g | 253g |
| 上画面 | 4.88型400×240 | 4.88型400×240 | 3.53型800×240 |
| 下画面 | 4.18型、320×240 | 3.02型320×240 | |
| タッチペン大きさ | 69mm | 86mm | 76.5mm |
| CPU | 4コア804 MHz ARM11 | ||
| VRAM | 10 MB | ||
| メモリ | 256MB(うち64GBがOSに) | ||
| SDカード | １TBまで | ||
| バッテリー持続時間 | 3DSソフトプレイ時 | ||
| 3時間30分～6時間30分 | 3時間30分～7時間 | 3時間30分～ 6時間30分 |
|
| DSソフトプレイ時 | |||
| 5～9時間 | 7～12時間 | 6時間30分～10時間30分 | |
| 充電時間 | 3時間30分 | ||
| カメラ | 30万画素、640×480 | ||
| 無線 | 2.4GHz | ||
| 3DSソフト | 〇プレイ可能 | 〇可能 | 〇可能 |
| DSソフト | 〇可能 | 〇可能 | 〇可能 |
| 3D立体視 | ✖不可能 | 〇可能 | 〇可能 |
| スピーカー | ステレオ | ||
関連：
⑤：2018年度にNintendo Switch ミニが登場?
大手金融会社・シティグループのアナリスト、ムナカタ・ミナミ氏とエザワ・コウタ氏は、
- 任天堂が2018年度（2018年4月～2019年3月）に、Nintendo Switchの小型版「Nintendo Switch Mini（ニンテンドースイッチ ミニ）」を発売
することを予想している。
理由として両氏は、現状のNintendo Switchは”よくできている”ものの、任天堂の主要顧客層である子供には”大きすぎるし、重すぎる”からだとのこと。
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【任天堂のスマホ向けアプリへの取り組み】
⑥：任天堂は今後、スマホ向けアプリを年2~3タイトルほどリリース予定。iPhone向け「ゼルダの伝説」が登場?
決算説明会において、君島社長からの説明。
任天堂のタイトルとしてお客様に楽しんでいただけるスマートデバイス向けアプリを、年に２〜３ 本程度継続的にリリースしていくつもりです。
引用元：2017 年 3 ⽉期経営⽅針説明会/第 3 四半期決算説明会 質疑応答（要旨）
・2017年後半に、iPhone／Android向け「ゼルダの伝説」アプリが登場?
アメリカの大手経済新聞の報道によれば、2017年後半に「ゼルダの伝説」のゲームアプリが登場するとのこと。
⑦：マリオの新作iPhone向けアプリもリリースされるかも…
今後、マリオを用いた新作アプリのリリースもありうるという。決算説明会から
・スマートデバイス向けアプリについては、タイトル、課金モデルも含めてさまざまなタイプを試したい
・アプリは短期間で開発できることもあり、「マリオを使ったほうが面白い」というアイデアが出てきたら、すぐにマリオのアプリを作って配信するかもしれない
引用元：2017 年 3 ⽉期経営⽅針説明会/第 3 四半期決算説明会 質疑応答（要旨）
New➾⑧：携帯ゲーム機関連で気になる任天堂の特許
・LRボタンでのアナログ操作が可能になる「ホイール型ボタン」
このボタンにより、LRボタンでのアナログ操作が可能になるほか、ホイール同様”押し込む”操作も可能になる模様
情報元：特許情報元ページ
・画面に合わせてスクリーンが振動する特許
人気沸騰中の最新ゲーム機 Nintendo Switch での使用も十分にありそうなのがこちらの特許。
任天堂が2015年4月に提出したこのシステムでは、スクリーン上に映る物体に関連して、さまざまな振動タイプを生成することができる。
情報元：特許情報元ページ