【レビュー】Nintendo Switchの良いところ&悪いところ、ここが〇×
2017年3月3日に発売された任天堂の新型ゲーム機「Nintendo Switch」。本体発売日に購入してから数週間、実際に使用してみての、ハード本体の良かったところと悪かったところを紹介していきます。
(基本的にハードそのもののレビューなので、ソフトについては触れていません)
・YouTube動画版
・Nintendo Switch、ココが〇
①:TVゲーム機として携帯ゲーム機としてもプレイできる
なんといってもやはりこれ。テレビに接続して据え置きゲーム機としての使用でも、携帯ゲーム機としての使用でも、とにかく、いつでもどこでもゲームが楽しめるのは感動モノ。
ゼルダの美しいグラフィックがどこでも楽しめます!!!
携帯モードでは、性能が20%ほど落ちます(公称値)が、それもあまりわからないほど、携帯ゲーム機モードでもグラフィックが美しいものとなっています。
②:コントローラがけっこう操作しやすい
多種多様、さまざまななコントローラの持ち方があるNintendo Switchですが、どれもけっこう持ちやすく、よく考えられて設計されていることを実感します。
一番持ちにくそうな、一つのジョイコンを両手で持つ場合でも、結構ゲームが遊びやすく、ここら辺はさすが専用ゲーム機といったところ。
③:グラフィック性能が良い
これは最新ゲーム機なのである意味当たり前かもしれませんが、純粋にグラフィックが良いです。
・Nintendo Switch、ココが×
次は悪いところ
①:バッテリーの持ち時間があまりよくない
ゼルダなどグラフィックがきれいなソフトを遊んでいると、2~3時間ほどでバッテリーが終わってしまい、ここら辺、物足りなさを感じることが少なくありません。
②:本体ストレージ容量が少ない
32GBのストレージ容量となっているSwitchですが、実際に使えるストレージ容量はシステムソフトウェアなどを引いて25GBほど。
例えば、ゼルダの伝説のダウンロード容量は13GBほどなので、数本ソフトをダウンロードしていると、すぐにストレージがいっぱいになってしまいます。
主なゲームソフトでの必要容量
- 「いけにえと雪のセツナ」 – 1.40 GB
- 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」- 13.4 GB
- 「ドラゴンクエストヒーローズI・II」 – 32 GB
- 「信長の野望・創造 with パワーアップキット」 – 5 GB
- 「ぷよぷよテトリス」 – 1.09 GB
- 「魔界戦記ディスガイア5」 – 5.92 GB
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③:テーブルモードで置いた場合、本体の角度がよくない。安定性もあまりよくない
テーブルモードの際の、立てかけておく使い方の場合、傾斜角度があまり納得できるものではありません。またそもそも、立てかけると、安定性があまり良くありません。
④:Joy-Conグリップに充電機能がない
TVモードのときなどに使用するJoy-Con(ジョイコン)グリップには、充電機能がありません。そのため、プレイしているとバッテリー切れを起こすことがあります。
ジョイコンの充電切れを気にせずプレイするには、2,480円のジョイコン充電グリップか、6,980円の Proコントローラーを買う必要があります。
なお、ジョイコングリップそれ自体は、なかなか操作しやすいものとなっています。
⑤:十字キーが無く、ゲームによっては操作しづらい
これは結構慣れるものですが、例えば『ぷよぷよテトリス』など、細かい操作が必要なゲームの場合、十字キーが無いためそこそこ操作しづらいです。
個人的に一番困っているのがこれ。
・終わりに:基本的には良くできた、すばらしいゲーム機
というわけで、ざっとNintendo Switchの良かった点と悪かった点を挙げてきました。
結果として悪いところを多く挙げてしまいましたが、それは愛情の裏返し。基本的には、いつでもどこでも、美しいグラフィックのゲームがプレイできる大変優れたゲーム機だと思います。
あとはなんとか売れて、ソフトがだくさん発売されることを祈るのみでしょうか。