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iPhoneユーザーのうち、1000ドル以上のスマホを購入しても良い人は18%。iPhone が支えるアップルの経営状況との関連は?
証券会社バークレイズのアナリスト、マーク・モスコウィッツ氏によると、 将来的に iPhoneを購入する予定のユーザーのうち、スマートフォンの本体代金に1000ドル(約10.9万円)以上を支払っても良いと考えている人は18%しかいないとのこと。
ここで問題となるのが今秋発売予定のiPhone 8で、同モデルでは本体価格が 最低1000ドル以上になるとの予測があちらこちらから出てきています。
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・予想本体画像
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アップルの現在の売り上げは iPhoneシリーズが半数以上を占めており、そのような中で最新の iPhone 機種が大きな役割を占めていることは想像に難くありません。
・2016年第2四半期における、アップルの売り上げに占める各サービスごとのパーセンテージ
(iPhoneシリーズの売り上げが全体の64.99%を占める)
iPhone 7についても直近の売上高のうち30%〜35%を占め、新型のiPhone 8 についても同様のことが期待されています。そのため、iPhone 8の本体価格の高さはアップルの経営環境に悪影響を及ぼしかねないと冒頭のアナリスト、モスコウィッツ氏。
一方日本の場合、本体端末の一括払いがデフォルトである海外と違い、端末代金は分割払いが一般的なため状況は異なりますが、それでもiPhone 8の売れ行きには注視したいところです。
参考: