FF15田畑氏「スクエニ開発チームは、Switchでどのようなことができるかをテスト中」
先日開催されたイベント「Gamescom」において、インタビューを受けたスクウェア・エニックスの田畑端氏が、Nintendo Switch用タイトルでのソフトリリースについて答えています。
田畑氏は人気ゲームシリーズ「ファイナルファンタジー」最新作、『FINAL FANTASY XV』のディレクターを務めた人物。
・田畑氏のインタビューから
・Nintendo Switchのタイトルに関しては、何ができるかまだ何も決まっていない
・ただ、これはSwitchでのタイトルのリリースの可能性がまったくないということではない。開発チームは、Switchでどのようなことができるかをテストしている
・(自社開発エンジンで、FF15でも用いられた)「ルミナススタジオ」でテストしようとしたが、現地点ではSwitchだと同エンジンのパワーを最大限には引き出せないことが分かった
・一方、ほかのゲームエンジンである「Unity」と「Unreal Engine 4」は、Switch上でうまく走っていることがわかった
・チームは、スイッチの技術仕様を把握し、このプラットフォームで何ができるかを引き続き検討している
・この(携帯ゲーム機と家庭用据え置きゲームという)ハイブリッドゲーム機で何かをリリースする場合は、プラットフォームの特性を最大限に引き出したい
さて、ニンテンドースイッチの好調な売り上げ、好調な任天堂の業績、高騰する株価などが伝えられて久しいものですが、それらが背景にあるものなのか、前回の田畑氏のインタビューとは異なった印象を受けます。
【前回】
参考:Nintendo Switchの販売状況(国内)
またすでにアンリアルエンジン4を用いたSwitch用ソフトもいくつか発表されており、例えば、先日アナウンスされたグラスホッパー/マーベラスのNintendo『Travis Strikes Again:NO MORE HEROES』もその一つでした。
・Travis Strikes Again:NO MORE HEROES
参考: