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世界初、AI自動運転タクシーサービスがGoogle系企業によりアリゾナ州でまもなく開始

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世界初、AI自動運転タクシーサービスがGoogle系企業によりアリゾナ州でまもなく開始

グーグル(正確にはAlphabet Inc.)子会社であるWaymo(ウェイモ)は、まもなくアメリカ・アリゾナ州フェニックスにおいて世界初となるAI自動運転サービスを開始する予定です。

・AI自動運転タクシーの様子

このサービス、開始当初は後部座席にWaymoの従業員も乗り込み、自動車の運転動作を監視することになりますが、サービス開始後から数ヶ月の期間を置いて、カスタマーは完全なる自動運転車タクシーに乗車できるようになるとのこと。

アップル、テスラ、そして世界に名だたるさまざまな大企業による熾烈な自動運転車の開発競争が続く中、WaymoはAIタクシーサービスに参入する世界初めての企業となりました。

今回のAI自動運転サービス、車はクライスラー・パシフィカを改造したもので、サービスを利用するにはUberのように専用アプリで配車を申し込む仕組み。乗り込んだ際は天井にある「START RIDE」ボタンを押して発車するものとなっています。運転中の周囲環境の様子は搭載されたモニターに常に表示される仕組みなので、とりあえず安心して乗り込めそう(?

・天井部の「START RIDE」ボタン(青いボタン)と、環境表示モニター

とりあえず夢の自動運転がいよいよ到来することになりますが、今のところ、これらのAIタクシーは、ほぼ常に晴れた空と交通量が少ないフェニックスの気候下でのみ運転することができる様子。

とはいえ同社は現在フェニックスより人口の多いミシガン州デトロイトでもテストを展開しており、将来的なサービス提供地域の拡大を目指しています。

参考:

Arstechnica

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