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アップル18年Q2決算、iPhone Xが不調というほど酷くなく、増収増益
Appleが5月1日(現地時間)、2018年第2四半期(1~3月)の決算を発表。売上高は前年同期比16%増の611億3700万ドル、最終的な儲けを示す純利益は同25%増の138億3300万ドル(1株当たり2.73ドル)を示し、増収増益となりました。
売り上げ総利益は234億2200万ドル、売り上げ総利益率は38.3%。
またiPhone Xの低調が囁かれているiPhone事業も、不調というほど酷くなく踏みとどまり、出荷台数は3%増の5221万7000台。iPadも前期を上回る1317万台となりました。
売り上げにおいては、サービス部門の存在感が増すものとなっています。
・アップルの四半期ごとの売上高
売上高(単位:ドル) | |
17Q3 (4~6月) | 454億8000万 |
17Q4 (7~9月) | 525億7900万 |
18Q1 (10~12月) | 882億9300万 |
18Q2 (1~3月) | 611億3700万 |
・アップル製品別売上高と製品別シェア
・製品別売上高
・製品別シェア
一時は70%以上あったiPhoneのシェアが62%に。サービス部門が存在感を増している。
製品 | シェア |
iPhone | 62.2% |
iPad | 6.7% |
Mac | 9.6% |
サービス | 15.0% |
その他製品 | 6.54% |
・アップルの売上高に占める、各地域の割合
アメリカで4割近くと、近年またアメリカのシェアが高くなっている。以下ヨーロッパ、中国。日本も存在感ある位置に。