Paperlike HDでの動画再生・リフレッシュレートの比較とシリーズの評判。13.3型電子ペーパーディスプレイ
・電子ペーパーを用い、目に優しい「Paperlike HD」
日本でもSKTからの発売が決定した、中国Beijing Dasung Tech製13.3型E-Inkディスプレイ「Paperlike HD(海外名はPaperlike 3)」。発売日は2018年8月17日、価格は価格は149,800円。
ディスプレイにE-Ink(電子ペーパー)を採用することにより、眼精疲労が起こりにくく、目に優しいのがその特徴となっています。
・Paperlike HD のスペック、仕様
価格:149,800円
ディスプレイサイズ:13.3インチ、E-Ink(Carta & Flexible)パネル
画面解像度:2,200×1,650ドット
アスペクト比:4 : 3
DPI:207dpi
インターフェイス:Mini HDMI
厚さ:71mm
重さ:650gの軽量性
付属品:75×75mm VESAマウント
対応OS:Windows 7以降、macOS 10.11~10.14、Linux Ubuntu 16.04、iPhone、iPad(Androidは動作未確認)
推奨使用温度:15℃ ~35℃
本体筐体素材:プラスティック
電源供給:USBから行うため、ACアダプタ必要なし
【各種ボタン】
+ーボタン:コントラストを「+ーボタン」で変更可能
Cボタン:画面書き換えによる残像を消すための「リフレッシュ」ボタン
Mボタン:①マルチ解像度設定(PCに依存)と、②1100×825の推奨解像度設定を、本体の「Mボタン」で切り替え
【特徴】
・目に優しい「E-Ink」
液晶ディスプレイと違ってバックライトを用いないため、目に優しい
・71mmの薄さ、540gの軽さ
・電源供給はUSBから行うため、ACアダプタ必要なし
・プロモーションビデオ
・Paperlike HDで動画再生、リフレッシュレートの比較をしたところ
そんなPaperlike HDですが、ユーザーにより、動画を再生した様子が公開されています。
「ゲームや動画再生など画面の書き換えが激しいコンテンツの利用は、E-Inkの書き換え性能が低下してコントラストが悪化するため、非推奨(PCWatchより)」とのことである本デバイスですが、電子ペーパーの割にはなかなかどうして、描写性能が優れている様子。
・Paperlike HDで動画を再生した様子
またこちらは、MacBookや通常の電子ペーパーとリフレッシュレートの比較を行なった動画。こちらにおいて本品の優れた性能ぶりが確認できます。
・MacBookや通常の電子ペーパーとリフレッシュレートを比較
・姉妹商品、Amazonでの評価もグッド
なお姉妹商品「Paperlike Pro」(サイズはそのままに、解像度が1200×1600)のAmazon.comにおける評判・評価は、11レビューで3.9点となかなかの高評価。
・Cボタンを押して、定期的に画面をリフレッシュさせる必要がある
各種感想をうかがうと、画面本体のCボタンを押して定期的に画面をリフレッシュさせる面倒くささは残るものの、本当に眼精疲労が抑えられることがユーザーからの高評価につながっているようです。
・Cボタンでの画面書き換えの面倒くささを訴えるユーザー
参考:PCWatch「コーディングや長時間のWebブラウズ向けの13.3型E-Inkディスプレイ」2018年8月9日