発熱から2分でカメラ機能が落ちたXperia Z5
海外ではイギリスを中心に発売が開始されたソニーXperia Z5ですが、さっそく発熱問題が浮上しているようです。
上はイギリスのユーザーが投稿した動画。1080p/60fps/手ぶれ補正機能オンの状態で動画撮影をしたところ、撮影を開始してから1分少々のところで本体の温度上昇による警告が表示、そのまま使用し続けたところ、2分10数秒でカメラアプリが停止しました。
その際、本体温度を計測したところ、動作時に特に熱くなるといわれているカメラセンサー周りでは出てきた数字が「47.1度」。発熱うんぬんで揺れたXperia Z4を彷彿とさせる数字が出てきました。
今回の動画は元々、海外ユーザーの集うXperia公式フォーラムに投稿されたものであり、フォーラムで他ユーザーのコメントを眺めてみると、
「同じ状況下でZ5 Compactでは9分大丈夫だった」「Z5 Compactで10分撮影できた」などや、または「Z5で4k動画を7分撮っても大丈夫だった」「Z5で17分撮っても大丈夫だった」といったコメントもある一方で、果ては「Z5で3分しか撮影できなかった」「Z5でGPSをバックグラウンド起動しながらビデオ撮影をすると10秒で落ちる」などなど、さまざまなコメントが百家争鳴、多様な意見で溢れかえっています。
Z5コンパクトは、安定した動画撮影が可能となっている様子
まあまだ少ないサンプル数で判断するのも愚行なような気もしますが、そのほかのコメントも眺める限りでは、Z5 Compactについてはおおむね発熱もなく8分間ほどなら安定した動画撮影が可能となっているようです。その一方で、Z5は個体差が激しいようす。
ということでXperiaの発熱問題に関しては、特にXperia Z5について今後も要注意が必要といったところでしょうか。