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ミンチー・クオ「iPhone本体価格は、米中の貿易摩擦の影響を受けない。追加関税の影響でiPhoneの値段が上がることはない」
アナリストMing-Chi Kuo氏が投資家向け最新レポートとして、先日米トランプ政権が中国に課した追加関税がアップル製品に及ぼす影響を報告しています。
以下概要。
・Appleは(貿易摩擦による)追加コストを吸収する準備ができており、今回の追加報復関税によって、短中期的にiPhone等アップル製品の価格が上昇することはありません。
・来年2020年には、インドでベトナムのiPhone生産工場がフル稼働し、それだけで(iPhoneの最大市場である)米国ユーザーの需要が満たされることになります。
・既存生産工場においても、生産のオートメーション化により、より高い生産能力を誇ることになる
・アップルは中国以外の生産も含め、米国市場の需要に合わせて追加関税を完全に回避できるでしょう。
・iPhoneの値上げについては一安心?
誰しも消費者として米中の貿易摩擦の高まりは気になるところですが、とりあえず「iPhoneなどアップル製品の本体価格は影響を受けない」とのことで、一安心となりそうです。