噂:Snapdragon 865が、例年より早い11月に発表される。ライバルメーカーとの競争激化のため
Weibo情報によれば、クアルコムは新型フラグシッププロセッサ「Snapdragon 865(仮)」を11月発表するとのこと。
同社は毎年、12月に高性能チップセットを発表することが慣例となっており、現にSnapdragon 855は2018年12月に、そしてSnapdragon 845は2017年12月にそれぞれ発表されました。
・ライバルメーカーとの競争が激化
発表が早くなった背景について、Weiboユーザーによればライバルメーカーとの競争激化があげられる様子。フクアルコムのライバルメーカーとしては、ファーウェイに加え低価格PC用途としてAMDもあり、市場への投入サイクルを早めることで、プレゼンスを高める狙いがあるようです。
またクアルコムの高性能チップと言えば、最近ではSnapdragonn 855+の投入が記憶に新しいところですが、このマイナーチェンジモデルのリリースも同様の狙いがあったといいます。
19年11月のアナウンスとなると、ファーウェイKirin 990とほぼ同時期の発表となりそう。
リークによればまた、Snapdragon 865を搭載した初期のプロトタイプは19年末ごろに明らかになるそうで、今年は広報戦略の一環として、このプロトタイプデバイスが大々的にアピールされる模様。
Snapdragon 865はTSMCの7 nmテクノロジーを用いて製造。コアテクノロジーはARM Cortex-A77コアを用い、5Gモデル・4Gモデルそれぞれに対応予定。クロック周波数についてはまだ不明。
情報元:Weibo