任天堂社長「ニンテンドースイッチは、ハードに関してもいろいろな展開を考え得る状況にあると考えています。」
先日開催された任天堂の2019年度第3四半期決算説明会。質疑応答では、古川社長の口から、興味深い発言が飛び出ました。
質疑応答から
任天堂 代表取締役社長 古川俊太郎 氏:
まもなく発売4年目を迎える Nintendo Switch は、私たちが過去に販売してきた据置機とは少し違う状況にあると考えています。持ち出して遊べる据え置き機としての Nintendo Switch に加え、携帯専用の Nintendo Switch があり、お客様はライフスタイルに合わせていずれかを選んでいただけます。
また将来的に、ハードに関してもいろいろな展開を考え得る状況にあると考えています。
(…中略)
ソフト開発のリソースを Nintendo Switch に集中的に投入していくことで、任天堂の据置機が過去歩んできたライフサイクルとは違う形にしていけると考えています。
PS5やXbox SXなど、新型家庭用コンシューマ機が相次いで発売され、転換期を迎えることになる2020年のゲーム業界。
それでもニンテンドースイッチはまだまだ盤石の地位にあるようで、大手調査会社NPDアナリスト・Matt Piscatella氏は「2022年までは、ニンテンドースイッチがゲームハードでトップの売り上げを見せる」としています。
引用元:任天堂 2019年度 第80期(2020年3月期) 経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会 質疑応答