コンサルティング会社レポート:新型「ミニLED iPad Pro」は、2020年Q1発売。米中貿易摩擦を受け、サプライヤーは台湾メーカーに
台湾のコンサルティングファーム、TrendForce・LED研究部門による最新レポートによれば、米アップルAppleは2021年Q1(1月~3月)に、ミニLEDパネルを搭載した新型「12.9インチ iPad Pro」を発売するとのこと。
またミニLEDディスプレイのサプライメーカーとしては、LEDチップメーカーのEpistar、テストおよびソーテックプロバイダのFitTechとSaultech、SMTサプライヤのTSMT、PCBバックプレーンメーカーのZhen Ding Techなどといった台湾メーカー各社が選ばれました。
これはDigitimesなど他メディアもすでに伝えた通り。
この選定メーカーには意味があるようで、生産能力とコスト優位性に優れるといえば中国メーカーであるものの、それでも米中貿易摩擦の影響もあって最終的にアップルは台湾メーカーをパートナーに選んだようです。
MacBook Pro向けミニLEDディスプレイの供給も開始
また同時期には14インチ MacBook Pro、16インチ MacBook Pro向けミニLEDディスプレイの供給も開始予定。ただこちらの発売時期はまだ不明。
1:10000コントラスト比程度である現在のディスプレイに比べ、段違いととなる1:100万コントラストを実現するミニLEDディスプレイ。いったいどれほどの製品が登場することになるのか期待したいところ。
SOURCE:macdailynews.com 、 trendforce.com