任天堂が全面ディスプレイ型コントローラの特許を出願
任天堂が新たなコントローラ用の特許を出願していたようです。
今回明らかになった特許は自由な形に形成させることが出来るシャープの新型液晶「フリーフォームディスプレイ」を用いてのコントローラ。
このコントローラ、押し込み可能なスティックのための穴が左右に用意される以外は、前面がすべてディスプレイとなっているようです。
またそのほかの特徴として、
・3DSと同じく裸眼で立体視が可能
・アスペクト比16:9、ワイドスクリーンの映像が可能
・ディスプレイはタッチパネル搭載
・タッチパネルはiPhoneでおなじみスイスイ操作ができる静電容量方式か、3DSシリーズでおなじみ抵抗膜方式が用意
・カードスロット搭載
・左右のスティックのほか、LRボタンが用意
・スピーカー、イヤフォンジャック搭載
といったことが特許申請書には記されています。ボタン数の少なさが気になりますが、タッチパネルのため、そこは現状のスマートフォンと同じようにディスプレイ上に仮想ボタンを映し出して対応する様子(下画像の”120”のボタンがそれ)。
仮想ボタンでの対応なので、ボタンの配置は自由自在。また左利き右利きなど利き手対策にもなります。
加えてディスプレイに仮想ボタンを表示するということは、マルチタッチに対応しているということで、そこは複数タッチの認識ができず1点タッチしかできなかったDS/3DSのタッチパネルからパネルの質がかなり改善されているようです。
またこのコントローラの利点として、例えばFPSゲームで銃をスティックの箇所に位置させることで、まるで本当に銃を撃っているかのような臨場感が味わえるとのこと(下画像)。
・本当に銃を撃っているような臨場感
フリーフォール搭載ディスプレイに関しては、昨年、任天堂の新製品への採用が共同通信から報道されていました。今回のコントローラがそれなのでしょうか。同社が開発する新型ゲーム機NX搭載への期待が高まります。
[FPO “GAME APPARATUS AND INFORMATION PROCESSING APPARATUS” ]