更新情報
11/10:「3.PS4 Pro/PS4、グラフィック比較と対応タイトル一覧」
新型PS4・PSVR情報、PS5リーク情報まとめ
【新型PS4情報】
1.新型PS4・2機種のポイント9つ
①:新型PS4は高性能機版「PlayStation 4 Pro」と性能そのまま小型薄型版「PlayStation 4」の2種類が発売。
②:薄型PS4は9月15日発売、29,980円、高性能PS4は11月10日に発売、44,980円
③:薄型版はHDD500GB/1TB、高性能版はHDD1TB
④:高性能版PS4 Proは映像・ゲームどちらとも4K対応に
⑤:高性能機版PS4、「PS4 PRO」のグラフィック性能は現行PS4の2倍
⑥:登場の背景に、OculusやVIBEなどライバルVR機の存在とUltra HD Blu-rayの発売、ユーザーの高性能モデル志向
⑦:薄型PS4は5GHzWi-Fiに対応。通信速度がアップ
⑧:両モデルとも、Ultra HD Blu-rayの再生には未対応
⑨:PS4 Proは4K解像度を謳っているが、多くの対応ソフトは4K(3840×2160)解像度ではなく1800p(3200×1800)解像度。モチロンこれまでのフルHD(1920×1080)よりは高解像度。
2.現行PS4と薄型PS4/高性能PS4 PROの違い
※情報は9/9現在
今のPS4
(CUH-1200) |
薄型PS4
(CUH-2000) |
PS4 PRO
(CUH-7000) |
|
グラフィック性能 | 同じ | 現行PS4の2倍以上 | |
HDRゲーム対応 | ○ | ||
4Kビデオ再生 | × | ○ | |
4Kゲーム | × | ○ | |
Blu-ray再生 | ○ | ||
Ultra HD Blu-ray再生 | × | ||
消費電力 | 250W | 165W/現行比28%低減 | 310W |
重量 | 2.8kg | 2.1kg/現行比16%軽量化 | 3.3kg |
USBポート数 | 2 | 2 | 3 |
サイズ | 275× 53×305 |
265×39 ×288 |
295×55
×327 |
Wi-Fi | 802.11 b/g/n
(2.4GHzのみ) |
802.11 a/b/g/n/ac
(2.4GHz+5GHZ) |
802.11 a/b/g/n/ac
(2.4GHz+5GHZ) |
価格(税抜) | 34,980円(500GB) | 29,980円/34,980円 | 44,980円 |
HDD容量 | 500GB、1TB | 1TB | |
カラー | ホワイト、ブラック | ジェットブラック |
参考:Wi-Fiの電波、5GHzと2.4GHzのメリットとデメリット
2.4GHz | 5GHz | |
メリット | 障害物に強い | 電波が安定し、通信速度も速い |
デメリット | 電波が不安定になりやすい | 障害物に弱い |
3.PS4 Pro/PS4、グラフィック比較と対応タイトル一覧
・PS4 ProとPS4でのグラフィック比較
全体的に、シャープネスさやテクスチャの改善がPS4 Proで行われている様子
【Battlefield 1】
【Batman Arkham VR】
・PS4 Pro対応ソフト56タイトル一覧
PS4Pro対応ソフトはリストが膨大なので、別ページにて紹介しています。
4.薄型PS4は9/15、高性能PS4 Proは11/10発売
・薄型PS4は9月15日に、高性能PS4 Proは11月10日にそれぞれ発売
価格は薄型PS4が2万9980円、PS4 Proが4万4980円(税抜き)。
5.本体画像
・薄型版PS4の本体画像
・新型PS4スリム版の外見上の変更点7つ。薄型小型消音型
①:角が丸みを帯び、横幅縦幅ともにスリムに
②:背面の排気ファンの面積が小さくなっており、これは消音化が期待できそう
③:斜めにスライスしたようなデザインは新型でも健在
④:イジェクトキーと電源ボタンの位置が変更
⑤:光デジタル出力端子が無くなった?
⑥:天頂部のデザイン変更とPSマーク位置変更
⑦:コントローラはライトバーが正面から確認できるようになった
よりくわしくは⇓
6.PS4 Proは映像・ゲーム両方とも4K対応
PS4 Proは映像・ゲーム両方とも4K対応。今後対応ソフトも発売予定
7.高性能版「PS4 Pro」のグラフィック性能は現行PS4の2倍
・高性能版「PS4 Pro」のくわしいスペック
新型 PS4 Pro | 現行PS4/薄型PS4 | |
CPU | AMD製Jaguar8コア 2.6 GHz | 同Jaguar、8コア 1.6 GHz |
GPU | AMD GCN, 36コンピュートユニット911MHz | AMD GCN, 18コンピュートユニット800MHz |
メモリ | 8GB GDDR5, 帯域218GB/秒 | 8 GB GDDR5, 同176GB/s |
Wi-Fi | 2.4GHz、5GHz | 2.4GHzのみ |
・ゲーム機やモバイル端末のグラフィックス性能(TFLOPS)
Xbox One scorpio(17年後期発売) | 6.0 |
新型PS4 Pro | 4.2 |
現行PS4/薄型PS4 | 1.84 |
Xbox ONE | 1.31 |
Tegra X1(任天堂NXに搭載との噂) | 0.512 |
Snapdragon 820/Apple A9(XperiaXPerformance,iPhone6s) | 0.41 |
Wii U | 0.35 |
Snapdragon 810(Xperia Z5など) | 0.32 |
PS3 | 0.22 |
・そのほかの新型PS4のリーク情報
・グラフィックス性能が2倍以上向上。4Kでのゲームにも対応
・GPU2.2倍、CPU1.3倍、メモリ転送速度1.1倍アップ
・4KTVにつないだ時に3840×2160の解像度になるNEOモード。これで使用できる物理メモリは、5.5GB
・メモリサイズは変化無し、もしくは4k描画用に512MB程度の増量
・フルHD1080P録画機能を追加予定
・現行のPS4では30fpsで動作していたタイトルも、新型PS4では60fpsで動作させることも可能に。そのほかのグラフィック機能も追加
8.新型PS4が登場する背景
・ライバルVR機の存在とUltra HD Blu-rayの存在
アメリカの大手経済新聞WSJは、新型PS4が登場することになった背景を解説している(WSJリンク:英語)。
それによると、登場の背景には、PSVRのライバルVR機、OculusやVIVEの存在がある。現行のPS4でもPSVRは十分快適に動作するが、最高級PCと接続した際のOculusなどと性能面で張り合うために、新型PS4の登場が望まれるようになったとのこと。
確かに、すでにテクニカルライターの西川善司氏によるサイト4Gamerでの2015年のインタビューで、ソニー・コンピュータエンタテインメント執行副社長(当時)・伊藤雅康氏は、
①:PlayStation VRという高性能を必要とする新デバイスの登場
②:Ultra HD Blu-rayという現行PS4が対応していない新しいメディアの登場
という2つの理由から「可能性として高性能機版PS4の登場もありうる」と述べていた。
【PS VR】
9.PSVR情報
PSVR情報は移動しました。
【PlayStation 5】
10.PlayStation 5、 関連情報3つ
①:SIE社長「新型PS4は最後のPS4アップグレード。次の”新型”は無いし、基本的なゲーム機投入サイクルも変えない」
16年6月の投資家向け説明会でSIE社長アンドリュー・ハウス氏がコメント。新型PS4発売後もゲーム機の発売サイクルはこれまで通りの6年単位で行うとのこと。
・歴代PlayStationの発売日
ハード名 | 発売日(最速地域) |
PlayStation | 1994年12月 |
PlayStation 2 | 2000年3月 |
PLAYSTATION 3 | 2006年11月 |
PlayStation 4 | 2013年11月 |
PlayStation 5 | ? |
②:アナリスト「PS5とXbox ONE次世代機は2019年初頭発売」
ゲームアナリストとして知られるウェドブッシュストラテジーのマイケル・パクター氏は、PS5とXbox ONE次世代機について、「2019年初頭」のリリースを予想している(リンク)。
③:AMDの新型チップセットの動向
テックサイト「iDigitalTime」はPS5やXbox TWOへの搭載が予想されるAMDの新型APUチップセットの登場が2018年であることから、PS5の登場が2019年や2020年ではなく、2018年に早まるかもしれない、としている。
このAMDの新型APUは、現在PS4に積まれたチップに比べ1Wあたり5倍の性能向上が図られ、4Kテレビをサポートするという(リンク)。
参考文献
西川善司 「西川善司の3DGE:PlayStation事業の戦略軍師,SCE伊藤雅康氏に聞く,PS4進化の方向性。高性能版PS4は登場するのか?」4GAMER、2015年10月23日
The Wall Street Journal ”Sony Plans New PlayStation for Graphics-Heavy Games” March 28, 2016