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ファーウェイ、高性能タブレット「MatePad Pro」を発表。Kirin 990、パンチホール型ノッチ、LTE、5G通信対応
中国ファーウェイは11月5日(現地時間)、新型高性能タブレット「MatePad Pro」を発表しました。
・全面ディスプレイを実現した高性能タブレット
パンチホール型ノッチの採用により、全面ディスプレイを実現した初のタブレット。ライバル機種はアップルiPad ProやSamsung Galaxy Tab S6など。製品名は「MediaPadM7」ではなく、「MatePad Pro」となっています。
10.8インチAMOLEDディスプレイは2560×1600ピクセル解像度と16:10のアスペクト比を保持。ファーウェイによれば、ベゼルはわずか4.9mmであり、90%のスクリーン対ボディ比を実現。
パンチホール型ノッチ部分には、800万画素のセルフィーカメラが搭載されます。
ほか6GB / 8GB RAMおよび128GB / 256GBストレージ、チップセットは最新Kirin 990 SoCを搭載。iPad Pro同様、クアッドスピーカーを備え、Wi-Fiモデルに加えLTEモデルも提供されます。
本体重量は460グラム、サイズ159 x 245 x 7.2mm。メインカメラは1300万画素シングルカメラ。ポートはUSB-C。
バッテリー容量は7,250mAh。くわえて40W Huawei SuperCharge急速充電、15Wワイヤレス充電、7.5W逆ワイヤレス充電をサポート。M-ペンスタイラスも用意。
・Google 製アプリは搭載されない
一方ソフトウェア面では、OSにAndroid 10/EMUI 10。Mate 30 Proなどここ最近のファーウェイ製デバイスと同様に、Google 製アプリならびにサービスは搭載されません。
ほか従来のPCインターフェイスとマルチウィンドウ機能を提供するラップトップモード、同社製スマートフォンをエミュレートできる、マルチスクリーンコラボレーションモードを装備。
・価格は約5万1000円から。5Gモデルは2020年初頭発売
本体価格は、6GB / 128GB Wi-Fiモデルが3,299人民元(約5万1000円)、6GB / 128GB LTEモデルが3,799人民元(約5万8000円)、8GB / 256GBLTEモデルが4,499人民元(約6万9000円)。
本体カラーは白、黒、緑、オレンジの4色が展開。
海外では12月12日に発売、すでに予約注文は開始されています。なおファーウェイによれば5Gバージョンも開発中であり、このモデルは2020年第1四半期に到着する予定であるとのこと。
情報元:WINFUTURE