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【クルマ比較】7メーカー17車種比較、対歩行者用自動ブレーキ性能

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対歩行者用自動ブレーキ性能テスト、17車種比較

ここ近年の社会情勢の変化を受けて、国土交通省の下部組織、独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」は、自動車アセスメントにおいて、2016年度から新たに「対歩行者自動ブレーキ」の評価を開始しました。

・対歩行者用自動ブレーキ性能の重要性について

  • 交通事故による死者のうち、歩行者に関するものが約37%である(平成27年・国土交通省のデータ)
  • 実のところ、交通事故件数そのものは減っている。しかし一方で、高齢運転者による事故の割合が高まっている。その際、高齢運転者の事故は、ブレーキとアクセルの踏みマチガイによる事故など、自動ブレーキ機能があれば防ぐことが可能だったケースが多い

このページは、NASVAのデータに基づく「対歩行者自動ブレーキ」評価の比較紹介記事です。

・対歩行者自動ブレーキ(被害軽減ブレーキ 対歩行者)性能、比較表

データ元:独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」

順位 車種 点数

(25点中)

総合

(71点中)

メーカー
1 アクセラ 24.5/25.0 ASV++

(70.5)

マツダ
「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」の壁
2 フォレスター 2.0i-L EyeSight 23.5/25.0 ASV++(69.5) スバル 
3 インプレッサ 2.0i-L EyeSight 22.9/25.0 ASV++(68.9) スバル 
4 レヴォーグ 1.6GT-S EyeSight 22.5/25.0 ASV++

(68.5)

スバル 
5 レガシィ アウトバック Limited

22.0/25.0

ASV++

(68.0)

スバル 
6 RX RX450h

22.0/25.0

ASV++(68.0) レクサス
7 GS GS300h

21.9/25.0

ASV++(67.9) レクサス
8 ソリオHYBRID MX 22.3/25.0 ASV++

(68.1)

スズキ
9 プリウス A”ツーリングセレクション” 22.1/25.0 ASV++

(67.3)

トヨタ
10 クラウン クラウン アスリート S 21.3/25.0 ASV++

(67.3)

トヨタ
11 スペーシア X 20.9/25.0 ASV++

(66.7)

スズキ
12 ハスラー Xターボ 20.8/25.0 ASV++

(66.8)

スズキ
13 イグニスHYBRID MX 20.3/25.0 ASV++

(66.3)

スズキ
14 スイフトHYBRID RS 17.2/25.0 ASV++(63.2) スズキ
15 ワゴンR HYBRID FX 12.9/25.0 ASV++(50.9) スズキ
16 フリードHYBRID G・Honda SENSING 12.5/25.0 ASV++(58.4) ホンダ
17 タント カスタム RS”トップエディションSAⅢ”

11.5/25.0

ASV++(56.2) ダイハツ

注:

「歩行者ターゲットとの衝突映像は~の壁」…

各車種の衝突テストはテストの様子が公開されていますが、車種によっては「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」として、テスト動画が公開されていません。

結果、公開されていない動画がないのは「アクセラ」のみとなっています。

・各車種のテストの様子とポイント、動画

各車種の衝突テストはテストの様子が公開されています。

しかし車種とテスト無いようによっては「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」として公開されていません。

・アクセラ(マツダ;24.5/25点)

【ポイント】

どのテストにおいても、優秀な結果を残す

【各テスト】

・遮蔽物なし(55km/h)

・遮蔽物あり(45km/h)

・フォレスター(スバル;23.5/25点)

【ポイント】

4映像中1映像の公開がされていないが、おおむね優秀な結果を残している様子。

【各テスト】

・遮蔽物なし(60km/h)

・遮蔽物あり(40km/h)

・RX(レクサス;22.0/25点)

【ポイント】

「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」として、4映像中1映像の公開がされていない

どうやら遮蔽物あり状態では、自動ブレーキが効かず人間と当たる可能性があるらしい。これはほかのレクサス車種も同じ。

【各テスト】

・遮蔽物なし(55km/h)

・遮蔽物あり(35km/h)

・スペーシア(スズキ;20.9/25点)

【ポイント】

スズキの車種では、自動ブレーキ性能がトップクラスに良かったのがこちらの「スペーシア」。

【各テスト】

・遮蔽物なし(50km/h)

・遮蔽物あり(30km/h)

・ワゴンR(スズキ;12.9/25点)

【ポイント】

人気のワゴンRだが、あまり自動ブレーキ性能は見込めない様子

【各テスト】

・遮蔽物なし(15km/h)

・遮蔽物あり(30km/h)

・タント カスタム(ダイハツ;11.5/25点)

【ポイント】

「歩行者ターゲットとの衝突映像はインパクトが強いので掲載しておりません。」として、4テスト映像中3映像の公開がされていない

【各テスト】

・遮蔽物なし(35km/h)

参考文献:

独立行政法人「自動車事故対策機構(NASVA)」ホームページ

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