新型iPod touchのベンチマーク結果が公開。他機種と比べるとiPhone 5sに近い性能か

昨日7月16日に発表され、同時に発売された新型iPod touchですが、テックサイトTechCrunchが早速ベンチマークテストを行いました。

テストでわかった新型iPodのポイント

iPhone6と同じapple A8プロセッサを搭載する新型iPod touchですが、テストの結果、動作クロックは1.10GHzでした。積載バッテリーの関係上か、iPhone6/6 plusの1.39GHzよりは若干低めです。

メモリはiPhone6/6 Plusと同じ、1GB(1024MB)を搭載しています。従来モデルは512MBなので、2倍増ですね。

CPUやRAMの能力を測定するベンチマークテスト「Geekbench 3」の結果、シングルコア1379、マルチコア2440というスコアが出ました。

従来モデルのiPod touchは、それぞれ215と410だったので、スコア6倍増の大幅なスぺックアップです。マルチコア2440というスコアは、他社ハイエンドスマートフォンと比べても遜色無いもののように見えます。

というわけで、新型iPod touchがどれほど性能が良いのか確認するために、他社スマートフォンと「Geekbench3」のベンチマークスコアを比較してみました。

比較対象にしたのは、次の8機種

・アップル iPhone 5s

・アップル iPhone 6

・アップル iPhone 6 plus

・ASUS ZenFone 2 メモリ4GB/ストレージ32GB SIMフリー

・LG isai vivid LGV32

・サムスン Galaxy S6

・ソニー Xperia Z4

・ソニー Xperia Z3 compact

これに新型iPodであるiPod touch(2015)を加えた全9機種で比較します。

※LG isai vivid LGV32のデータなし

こう並べてみると、新型iPod touchはCPUこそ違えど、iPhone 5sとほぼ同じ性能だということがわかります。

この2端末については、ベンチマークスコアだけでなく、ディスプレイサイズ（4インチ）、解像度（1,136 x 640）、カメラ画素数（背面：800万画素/表面：120万画素）など、そのほかの面でも共通点が多いですね。

またAndroid端末ではXperia Z3 Compactが近いところでしょうか。こちらはベンチマークスコアに加え、ディプレイサイズ（4.6インチ）、解像度（1280×840）などが似たところです。