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ソニーのスマホカメラセンサー分野、2020年通期は売上高1兆円の見通し。ただコロナの影響受け減益
ソニーから先日発表された2020年度第1四半期決算。
近年好調な同社の経営状況、それを支える屋台骨となっているスマートフォン向けCMOSイメージセンサー事業を中心とした「イメージング&センシング・ソリューション(I&SS)分野」の売上高は2062億円、営業利益は254億円。ともに前年同期比で減収減益となりました。
これは新型コロナウイルス感染症の影響により、スマホ・デジカメ向けイメージセンサーの販売数量が減少したため。また中位機種や廉価機種へのシフトも要因に含まれるとしています。
コロナの影響大きく
一方、同時に発表された2020年度通期見通しにおいて、I&SS分野の売上高は1兆円、営業利益は1300億円。イメージセンサーのみの売上高は8700億円。
スマホイメージセンサーの売り上げだけでこの大きな額と、依然としてこの分野におけるソニーの存在感の強さを感じさせる数字となっていますが、それでもコロナの影響を免れず、前年同期から減収減益の見通しとなっています。