全Androidスマートフォン/タブレット対応、節電・充電対策15トピックス
【バッテリー時間を改善したい!】
①:通信設定を見直す
(画像はXperia Z5のものですが、基本的な操作はほかのXperiaも変わりません)
電波を探している状態は電池を消耗します。そのため、無駄な通信を切断することでバッテリー時間の改善が可能となります。
①:上から下にスライド
②:もう1回
ホーム画面で画面の上部をスライド。そして出てきた画面をもう一度スライドさせると、「クイック設定ツール」が出てきます。
・クイック設定ツール
この設定ツールでWi-FiやGPS、ブルートゥース(Bluetooth)といった各種通信をオフにすることで、電池の消耗スピードを抑えることができます。
3つの電池消費量の大きさは、
「GPS > Wi-Fi > Bluetooth (GPSが一番電池を消費する)」
なおGPSでの位置情報取得に関しては、Wi-Fiやモバイルネットワークで大体の位置情報取得ができるため、オフにしても問題ありません。
くわえて「機内モード」では、一切の通信をカットさせることにより大幅なバッテリー改善が見込めます。
ただこのモードでは、一切の電波を遮断することに。よって通信だけでなく通話もできなくなります。
②:無駄な同期を極力抑える
(画像はXperia Z5のものですが、基本的な操作はほかのXperiaも変わりません)
先ほど紹介したクイック設定ツールで、歯車型のアイコンをタップすると設定画面が出てきます。
下へスライドし、出てきた「アカウント」をタップ。表示された画面にて、下にスライドさせると出てくる「データの自動同期」をオフにします。
これにより自動同期による通信を省くことが可能。節電になるほか、通信データ量も抑えられます。
さらに「グーグル」や「ツイッター」となどでは、アカウントをタップすることで、各項目ごとの同期のオン・オフが選べます。
なお定画面は「ホーム画面」→「アプリ」→「設定」でもたどり着くことが出来ます。
③:画面の明るさを設定する
「設定」→「画面設定」→「明るさのレベル」をタップして明るさを調整。ディスプレイが明るすぎると電池を無駄に消耗することになるので調節します。
④:音の大きさの設定
「設定」→「音設定」➾下のほうの「詳細設定」
「ダイヤルキー操作音」「画面ロック音」「タッチ操作音」「操作時バイブレーション」などをオフにすることで節電が可能です。
⑤:STAMAINA(スタミナ)モードを活用する
Xperia 位置情報やGPS同期、高画質処理を制限することでバッテリー持ちを改善することができる「STAMAINA (スタミナ) モード」が搭載されています。
「設定」→「バッテリー」→「STAMINAモード」と進み、STAMINAモードをオン。
節電レベルを選択します。
⑥:Ultra STAMINAモードを活用する
このモードでは通常のSTAMINAモードより大幅なバッテリーの節約が可能。
そのかわり、使用できるアプリ基本的なもののみに限定されます。
「設定」→「バッテリー」→「Ultra STAMINAモード」と進み、モードをオン。
⑦:緊急省電力モードを使う
※このモードは最新のXperiaでは搭載していない場合があります。
電源ボタンを長押しするとメニューが表示されるので、その中にある「緊急省電力モード」を選択。
注意事項の確認後、「有効にする」をタップすると本体が再起動され、ホーム画面が切り替わります。
このモードは「緊急省電力モード」の名前通り、災害時での使用を前提にしたモードであるため、使用できる機能は制限されます。
それでも「電話」「メール」「SMS」といった基本機能のほか、「カメラ」「Chrome(インターネット接続)」「LINE」「TV」「FMラジオ」「Gmail」「ツイッター」などは使用することができます。
⑧:高画質モードのオフ
「設定」→「画面設定」→「画質」の項目の「色域とコントラスト」をタップ。
ソニーのテレビ「ブラビア」譲りの高画質ディスプレイが特徴のXperiaシリーズですが、「X-Reality for mobile」「ダイナミックモード」といった各種高画質機能を選択しないことで節電につなげます。
⑨:動画再生時の高画質処理のオフ
「設定」→「画面設定」→「画質」の項目の「動画再生時の高画質処理」をタップ。
なおこのモードはSTAMINAモードがオンの時は自動で働かなくなります。
⑩:起動アプリをこまめに消去する
画面右下に表示されている「タスク切り替えキー」を押すと、現在起動中のアプリを確認することができます。
この画面の際、左右どちらかへのスライドでアプリ起動を停止させることができるほか、「すべて消去」をタップすれば、起動中のアプリをすべて停止させることができます。
こまめに起動中のアプリを終わらせることで節電に繋がり、加えてメモリ圧迫によるスマホの動作低下も防ぐことができます。
⑪:スリープするまでの時間を設定する
「設定」→「画面設定」→「スリープ」で、本体がスリープするまでの時間を選ぶことができます。最短15秒から、最長30分までが変更可能。
⑫:スリープ時のWi-Fi設定を維持しない
Wi-Fi通信時のほうがLTEデータ通信時よりバッテリーを食うので、できるだけWi-Fi通信をしないようにします。
「設定」⇒「ネットワークとインターネット」➾出てきた画面で下に進み「Wi-Fi設定」をタップ⇒「詳細設定」⇒「スリープ時のWi-Fi接続」⇒「接続を維持しない」を選択。
「接続を維持しない」の文言は、機種によって微妙に表現が異なります。
【もっと早く充電したい!】
⑬:急速充電器を買う
クアルコム社が開発した急速充電規格「Quick Charge (クイックチャージ)2.0」「同3.0」対応の充電器を使うことで、通常の2倍以上の速さで充電することができます。
⑭:充電器を買うお金が無い場合
「充電対応」のケーブルを買うだけで、通常のUSBケーブルより早い充電が可能となります。
⑮:すでに持っているケーブルが「充電対応」か調べる方法
ケーブルをつないで充電→「設定」→「端末情報」→「機器の状態」→「電池の状態」とタップ。
このとき「充電中(USB)」と表示されているなら通常のケーブル、一方「充電中(AC)」の表示なら充電対応ケーブルとなります。