Huawei渾身のハイエンドタブレット「MediaPad M3」、紹介コーナー
ファーウェイが2016年12月に発売したフラグシップ(高性能)Androidタブレット「MediaPad M3」。
複数モデルが用意されていますが、一番高価なSIMフリー64GBプレミアムモデルでも約4万円、最も安いWi-Fiモデルは3万円と、高品質・高性能に比べての安さが人気の秘訣のようです。
①:スペック・価格
・価格
30,000円前後 (Wi-Fiモデル)
35,000円前後 (LTE 32GBスタンダードモデル SIMフリー)
39,8000円前後 (LTE 64GBプレミアムモデル SIMフリー)
・スペック
OS | Android 6.0 |
CPU | Hisilicon Kirin 950 2.3GHz |
RAM | 4GB |
画面 | 8.4インチ |
解像度 | 2560×1600 |
記憶容量 | 32GB(スタンダードモデル)
64GB(プレミアムモデル) |
カメラ | 800万画素 /800万画素 |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
サイズ | 124.2×7.3×215.5 mm |
ネットワーク
|
LTE通信速度:
下り:150Mbps (LTE) 上り:50Mbps(LTE) FDD-LTE: Band 1/3/5/7/8/19/20/28 TDD-LTE: Band 38/39/40/41 W-CDMA: Band 1/2/5/6/8/19 TD-SCDMA: Band 34/39 GSM: 850/900/1800/1900MHz |
重量 | 310g |
microSD | 対応。256GBまで |
バッテリー | 5100mAh |
②:高級感あるメタリックボディ
MediaPad M3の製造元・ファーウェイと言えば、日本でも人気の「P9」や「Nexus 6P」といった機種で知られますが、それらデバイスに違わず、本機MediaPad M3も高級感ある高品質ボディに惹きつけられます。
③:ベンチマーク、性能スコア
・Antutu、3Dゲーム性能共に遜色なし
総合性能を計測するAntutu ver.6.0では9万5000スコアほどと、ハイスコアを記録。
一方で、3Dゲームの指標となる「3DMARK Ice Storm Unlimited」でも、1万9500点と好スコアを記録。
3Dゲームの動作には、ほぼ問題ないのではないでしょうか。
Antutu ver.6(総合スコア) | 95,000ほど |
Geekbench3(CPU性能) | シングル:ー/マルチ:5000 |
3DMARK Ice Storm Unlimited
(3Dゲーム) |
19205
|
ディスプレイ輝度 | ー |
コントラスト比 | ー |
色再現度(Colorchecker DeltaE2000) | ー |
Webブラウザ読み込み速度
(Sunspider) |
ー |
④:海外レビューの評判〇×
・海外レビューサイトからのコメント
7インチ台のiPad miniよりも大きく、10インチ台のiPad Air 2よりも小さなタブレットを求めている場合は、オススメできる。
しかし、本機は素晴らしいしオススメできるが、既存のAndroidタブレットの発売機種が減っていることからも分かる通り、「WOW;すごい!」の要素には欠けている。
(pcadvisor.co.uk、スコア:未記入)
高解像度のディスプレイは素晴らしいデキだが、時に反射する。一方、金属製ボディは薄くて軽いが、質が高く、スピーカーも小さいタブレットのモノとは思えないほど出来が良い。
(TrustedReview、スコア:75点)
・ここが○ ここが×
海外レビューの意見をまとめると、次のような感じです。
ここが○ | ここが× |
高級感ある金属製ボディの質の高さ | ディスプレイの高光沢がきつく、まま反射する(海外レビューサイトリンク) |
2560×1600解像度ディスプレイの美しさ | ボリュームMAXでも小さい(海外サイトリンク) |
ステレオスピーカーの音の良さ | 同梱ソフトが邪魔(海外レビューサイトリンク) |
サクサク動く性能の高さ | |
前面カメラも800万画素カメラ | |
310gの軽量性 |
⑤:SIMフリー・LTE対応状況。プラチナバンド19に対応
LTEプラチナバンドは、ドコモで使われるB19に対応しています。
・LTE&3G プラチナバンド対応表
LTEプラチナバンド対応
(山間部や郊外でも繋がる) |
B8:○(ソフトバンク)B18:×(au)
B19:○(ドコモ) |
---|---|
3GドコモFOMAプラス対応(同) | B6(800MHz):× |
・MediaPad M3のLTE対応状況と、キャリア3社の使用バンド帯
B | 1 | 3 | 5 | 7 | 8 | 11 | 18 | 19 | 20 | 21 | 26 | 28 |
本機 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
D | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
a | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
S | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
説明:D・・・ドコモ、a・・・au、S・・・ソフトバンク
参考:周波数帯&バンド帯一覧表
・NTTドコモのバンド帯の説明
メインはバンド1、次いでバンド19なので、ドコモ対応の格安SIMを選ぶ場合は両バンドに対応した機種を選びたいところ。
周波数帯 | 説明 | |
---|---|---|
B1 | 2.1GHz帯 | メインバンド。下り最大37.5〜112.5Mbps。カバー範囲は全国 |
B3 | 1.7GHz | 下り最大150Mbps。東京、大阪、名古屋のみ。 |
B19 | 800MHz帯 | 下り最大75Mbps。郊外や山間部で使用。
遮断物に強く、建物の中にも届く。 いわゆるプラチナバンド |
B21 | 1.5GHz帯 | 下り最大112.5Mbps。北海道、東北、四国、北陸。 |
B28 | 700MHz帯 | 15年1月より使用。都市部。
いわゆるプラチナバンド |
・auのバンド帯の説明
auはドコモと異なり、各バンド帯ごとでのエリアの公表をしていないのが難点。ただメインはバンド18。
周波数帯 | 説明 | |
---|---|---|
B1 | 2.1GHz帯 | 通常エリア:
下り最大37.5〜50Mbps。 CA対応エリア: 下り最大150Mbps。 |
B11 | 1.5GHz帯 | 下り最大 75Mbps。エリア狭 |
B18 | 800MHz帯 | 下り最大37.5〜150Mbps。
auのメイン周波数帯。 建物内も強いプラチナバンド。 |
B26 | 800MHz帯 | |
B28 | 700MHz帯 | 15年から利用開始。プラチナバンド。 |
周波数帯 | 説明 | |
---|---|---|
B1 | 2.1GHz帯 | ソフトバンクのメインバンド。下り最大37.5〜112.5Mbps。4GLTE. |
B3 | 1.8GHz | Y!mobileのメインバンド。下り最大75Mbps。4GLTE. |
B8 | 900MHz帯 | 下り最大75Mbps。プラチナLTE。 |
B11 | 1.5GHz帯 | 下り最大42Mbps。 |
B28 | 700MHz帯 | 15年より使用。プラチナLTE |
リンク:ファーウェイ内公式ページ
参考:
Trusted Review ”Huawei MediaPad M3 review: Camera, battery and verdict”
pcadvisor.co.uk ”HUAWEI MEDIAPAD M3 REVIEW: SPECS AND BENCHMARKS”
CNET.com ”huawei mediapad m3 review”