新型「PlayStation5 Pro」、リークスペック情報まとめ
ソニーの新型ゲーム機「PlayStation5 Pro(PS5 Pro)」についてのまとめ情報ページです。
更新情報
9/7:「3:PS5 Proの予想デザイン」「4:PlayStation5 Proのリークスペック。グラフィック性能45%アップ」
【新型PlayStation5 Pro】
NEW→1:PS5 Proの発売時期・価格。2024年9月発売か
【製品名・価格・発売時期】
製品名:PlayStation 5 Pro
発表日:2024年9月
発売日:2024年12月
本体価格:600ドル~700ドル(89,000円~,104,000円)。PS5通常版(499ドル)より、20%以上高い本体価格に
注:ドル円のレート計算は24年3月時点のものです
・2024年9月に発売か
2023年には薄型モデルの新型「PS5」を発売したソニー。アナリストによると、同社はさらに性能強化モデルの「PS5 Pro」の発売も予定している様子。
ここ最近は、具体的なスペックもリークされ、さらに「2024年9月発売」とのリーク情報もチラホラ上がってきました。
・PS5 Proが発売される3つの理由
アナリストによる意見をまとめると、以下の3つの理由によりPS5 Proが発売されるとのことです。
1:PS5が発売されてから数年経過。すでにPS5の販売台数はピークを越えた。販売喚起のために新たなアップデートモデルの登場が求められているため。PS4 Proが発売されたのと同じ理由。
2:ソニーのゲーム部門の利益率が低下し、新たな「儲かる種」の存在が求められているため
3:超大型ソフト「GTA6」が発売予定。このビッグタイトルをユーザーに心置きなく楽しんでもらうため。
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2:なんと本体価格は10万円越えか
予想されているPS5 Proの本体価格は、「600ドル~700ドル」。これは日本円に直すと「89,000円~104,000円」となります(レート計算は24年3月時点のモノ)。
なお他社のライバル機種を見渡すと、Steamdeck OLEDが約8万5000円、任天堂の次世代機「ニンテンドースイッチ2」も現行期から大幅に値上がりすると言われています。
そのためPS5 Proに関しても、そこそこお高めの本体価格となることは我慢しなければならないのかもしれません。
New→3:PS5 Proの予想デザイン
PS5 Proのデザインは、現行のPS5 Slimに似ているとされていますが、いくつかの特徴的な違いがあります。
・本体中央に3つの黒いストライプが追加されている。
・PS5 Slimよりもやや厚みがある可能性がある。
・全体的に白色で、前面に2つのUSBポートと電源ボタンがある。
またディスクドライブについては、デジタル版とディスク版の両方で着脱可能になる可能性があります。そして内蔵SSDは1TBのままという情報もあります。
そのほかコントローラーは、通常のPS5と同じDualSenseが同梱されるとされており、Pro専用のカスタム版やDualSense Edgeではないようです。
New→4:PlayStation5 Proのリークスペック。グラフィック性能45%アップ
・スペック
CPU:CPU周波数最大4.4GHz、Zen4ベースアーキテクチャ、5nmプロセス製造。台湾TSMCが製造を担当。CPUのクロック周波数を10%増加させ、3.85GHzで動作させるモードが搭載される。
(Apple M2と同じく、TSMC製4nmプロセスSoC搭載の可能性もあるとのこと)
CPUキャッシュ:コア毎に64kBのL1キャッシュ、512kBのL2キャッシュ、8MBのL3共有キャッシュ
性能:PS5標準モデルと比べ、通常時で2倍、レイトレーシングでは2.5倍の性能アップ
プロセッサ:30基のWGP(Work Group Processors)、60基のCU演算コア
ROP(Rasterize OPeration unit):96~128基
※現行PS5はROPが64基、CUが36基。
メモリ:18gbps GDDR6 256bitメモリ、メモリ容量16GB、バス幅576GB/s、18000MT/s(現行PS5のメモリは14000MT/s)
CPUアーキテクチャ:RDNA3(Radeon DNA3)
GPU:GFX1115。GPUコアが現行の18個から30個に増加。これは約1.66倍の増加
テラフロップス(浮動小数点演算):33.5テラフロップス
GPU周波数:2.18GHz、ブーストで最大2.35GHz
GPUキャッシュ:L1キャッシュが128KBから256KBに倍増、L0キャッシュが16KBから32KBに倍増
グラフィック性能:PS5比で45%向上。可変レートシェーディングやハイブリッドMSAAのサポートなど、DirectX 12 Ultimateの新機能を搭載。GPUのアーキテクチャがRDNA 2からRDNA 3に変更される可能性があり、これにより各GPUコアの演算機が2倍になる。
超解像技術:ソニー独自の超解像技術を搭載。高精細と高フレームレートを両立。AMD FSR2等の採用は無し。アップスケーリング/アンチエイリアスソリューション
(AMDのFSR(FiedelityFX Super Resolution)を搭載との話も)
TDP(熱設計電力):300W
ゲーム出力:8K高速レイトレーシング、4Kでの改善されたフレームレート
PS5との互換性:Zen2アーキテクチャでPS5と互換性あり
なおCPUに関しては、最近ではZen2コア、周波数4.0GHzといった情報もうわさされています。
そのほか、PS5関連では「PlayStation VR2(PSVR2)」の発売がアナウンスされています。こちらの発売日はまだ未定。
5:PS5比で性能2倍、レイトレーシングでは2.5倍の性能。Zen4ベースSoC搭載
2022年3月に寄せられた情報。
それによると、PlayStation5 Proでは搭載SoCに「AMD Zen4」をコアベースに、カスタマイズしたものを搭載。
このSoCはハイパフォーマンスコンピューティング(データの処理と複雑な計算を高速で演算する機能)向けに設計されており、性能的にはPS5に比べ、通常時で2倍、レイトレーシングでは2.5倍の性能アップとなるそうです。
6:「PS5 Proの開発キットが2023年内、すでに配られた」との情報
テックサイトInsider Gamingによる、2023年3月のレポート。
それによると、
・開発キットのプロトタイプは、今後数ヶ月以内にファーストパーティーに配布される。
・その後、サードパーティーにも2023年内には配布される
とのこと。
なおリーク元のInsiderGamingは、ソニー「Q-Project」やフロム・ソフトウェア「アーマードコア6」の発馬日情報など、リーク実績多数。
7:著名テクニカルライターによる話
なおPS5 Proの存在に関しては、ファミ通の連載などでおなじみのテクニカルライター、西川善司 氏がすでに2019年に伝えていました。
その際の話は以下の通り。
・「PS5」と「PS5 Pro」では、CPUプロセッサ性能が異なる
・両機種へのイメージとしては、PS5はフルHDでどうにかしたい人向け、一方のPS5 Porは4K以上を求める人向け、みたいな感じ(正にPS4とPS4 Proのそれみたいな)
・「現在、ゲーム業界に流れる噂」としてある
8:著名アナリストは「PS5 Proは2023年に発売される」としていた
ウェドブッシュ証券のアナリスト、マイケル・パクター氏。ゲーム業界に関する情報通として知られる人物です。
同氏は2017年、
1:PS5は2019年か2020年に発売
2:PS5 ProはPS5から3年後に発売される
と予想。そのうち「1:PS5は2019年か2020年に発売」については、見事当てています。
なおパクター氏の予想的中率は、当サイトで調べたところ大体70%程度。某ブルームバーグよりは、かなり的中率が高そうです。
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