NXのもの?任天堂の新型ゲーム機用特許情報が公開
少し前の話題になりますが、任天堂が米国特許商標庁(USPTO)に新型据え置きゲーム機のものとみられる特許を出願していたようです。申請は2月に提出され、8月下旬に公開されました。
この新型機の注目すべきところとして、「DVDやBlu-rayなど光学ディスクのためのドライブが存在しない」というのがあります。
ゲーム機本体には、プログラムとデータを入れるためのハードディスク、ハードディスク内のプログラムを実行するプロセッサー、そしてネットワークからプログラムを送受信し実行するデバイスが存在している様子。
すなわち、ネットワークからデータ/プログラムをダウンロードして実行するゲーム機のようです。
MacBook AirやWindowsではウルトラブックなど、モバイルノートPCでは増えてきた光学ディスクドライブレスモデルですが、家庭用ゲーム機では携帯ゲーム機を含めても「PSP GO」というPSPの実験的位置づけ的モデルを除いて例がありません。
そのほか特許文書で気になるところでは、「ディスクドライブありモデル」の存在。最近出てきたリーク情報で、「NXにはディスクドライブが無く、オプション扱い」との情報がありましたが、そのリーク情報と今回の特許情報は符合します。
つけ加えて「任天堂は海賊版対策に熱心に取り組む」との話もありましたが、すべてのゲームを個別IDと紐づけてのダウンロードソフト販売形式にすれば、これはこの上ない海賊版対策となること間違いないでしょう。
とはいえ、時系列としては特許情報の方が先なので、先日の話は特許を元にそれらしい話を作り上げたものという可能性もあり得ます。
まだまだその全貌が明らかになっていないニンテンドーNX。次のリーク情報が楽しみですね。