iPhone SEはiPhone 6sより曲がりやすく、防水性もない。耐久テストの結果、スコア5.5/10と中程度の耐久性
デバイス保証会社「square trade」がiPhone SEの耐久性テスト結果を公表しました。
総合スコア結果は5.5/10と中程度の耐久性。持ちやすさ、軽量性、回転テストへのタフさが評価された一方で、落とした際のコーナー部分の耐衝撃への低さ、防水性の弱さなどが指摘されています。
・テスト結果(スコアは10段階。1⇒最悪、10⇒最良)
持ちやすさ | 軽量性 | 防水性 | コーナーへの耐衝撃 | 正面から落下 | 曲がりにくさ | 回転へのタフさ | 総合 | |
iPhone SE | 8 | 8 | 1 | 2 | 4 | 7 | 9 | 5.5 |
iPhone 6s | 6 | 6 | 5 | 8 | 4 | 8 | 10 | 7 |
iPhone 6sPlus | 4 | 3 | 1 | 7 | 4 | 9 | 3 | 4.5 |
・そのほか総評
①:iPhone SEは他のiPhoneより曲がりやすい。同デバイスは160ポンド(172kg)で曲がり、178ポンドで破壊された。一方iPhone 6sはiPhone SEより薄いが、170ポンドでも曲がらなかった。
②:iPhone SEは防水性がない。5フィート(1.5m)の深さにスマートフォンを沈める実験で、iPhone SEは1分で本体内部に水が入ってきた。一方iPhone 6Sは30分間の防水に耐え、しかもオーディオ部分が壊れただけだった。iPhone 6sは10分間の防水に耐えたが、結局本体が壊れた。
③:30秒の高速回転時間でもiPhone SEは細かな傷が付いただけで、本体性能には全く問題が起こらなかった。 この実験でiPhone 6s Plusは画面が割れ、結果使えなくなった。
④:iPhoneシリーズはどれも正面からの落下には弱い。6フィート(1.8メートル)の高さからiPhone SEを正面が当たるように落としたところ、1回の実験で画面が割れた。 iPhone 6sやiPhone 6s Plusも同様
⑤:iPhone SEはコーナー部分の衝撃に弱い。コーナー部分が当たるような落下実験を行なったところ、5回の落下でスクリーンにヒビが入り、10回の落下で本体側面部にヒビが入った。一方、iPhone 6s/ 6s Plusはコーナー部分の衝撃もiPhone SEほどは弱くない。
・実験の様子
[Square Trade ”The Small but Mighty Apple iPhone SEis No Match for the Sturdy iPhone 6s”]