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”Project Scorpio”こと「Xbox One X」、Xbox ONE S、噂最新情報リークトピックス
更新情報
6/14:「4.Xbox One Xでの、実際のゲームプレイの様子」「5.Xbox One Xの本体外観」
【Xbox One X】
1.”Project Scorpio”こと新型「Xbox One X」が11月7日に発売。価格499ドル。日本発売日は未定
マイクロソフトは”Project Scorpio”の名で呼んできた新型ゲーム機「Xbox One X」を、2017年11月7日に世界市場で発売。
・プロモーションビデオ
・”Project Scorpio”こと「Xbox One X」の特徴
【Xbox One X」のポイント】
①:”真の”4K解像度レンダリング(これはマイクロソフトが非常に強調しているポイント)
②:Ultra HD Blu-rayディスクの再生
③:すべてのXbox One用タイトルと同ゲーム機向け周辺機器が動く
④:「スーパーサンプリング」による、Xbox One用ソフトにおける美しい描画
マイクロソフトによれば、対応ソフトの多くがネイティブ4K解像度ではなくアップスケーリングとなっている PlayStation 4 Proと異なり、Xbox One XではPS4Proを上回る「真の4K解像度」を提供するという。
・発売日・価格・日本での発売日は?
発売日:2017年11月7日(海外グローバル市場。日本での発売日は11/7にはならないと日本マイクロソフト)
価格:499ドル(約5万円)
なお、これまでのXboxの海外での発売と日本での発売の差は以下の通り。
海外発売日 | 日本発売日 | |
Xbox One | 13/11/22 | 14/9/4 |
Xbox One S | 16/8/2 | 16/11/24 |
2.スペック。「Xbox One Xはゲーム機史上、最高性能」とマイクロソフト
・Xbox One Xのスペック
Nintendo SwitchやPlayStation 4 Proのスペックリークを行った事で知られるサイト「Eurogamer」によれば、次のような性能となる。
・Xbox One Xのスペック
CPU | AMD製Jaguar Evolved8コア 2.3 GHz |
GPU | AMD GCN, 40コンピュートユニット1172MHz |
メモリ | 12GB GDDR5 (ゲームは8GB), 帯域幅326GB/s |
浮動小数点数演算能力 | 6 TFLOPS |
4K | 真の4Kレンダリング |
・現行ゲーム機、グラフィックボードのTFLOPS(浮動小数点数演算能力)
NVIDIA Titan X | 11 TFLOPS |
NVIDIA GeForce GTX 1070 | 7 TFLOPS |
新型Xbox ONE | 6 TFLOPS |
PS4 Pro | 4.20TFLOPS |
NVIDIA GeForce GTX 1060 3 GB(PCでVRをするのに最低限必要な性能) | 4.0TFLOPS |
PS4 | 1.84 TFLOPS |
Xbox ONE | 1.31 TFLOPS |
Wii U | 0.35 TFLOPS |
PS3 | 0.22 TFLOPS |
なお新型/旧型PS4のスペックは次のとおり。
新型 PS4Pro | 現行PS4 | |
CPU | AMD製 Jaguar (ジャガー)8コア 2.1GHz | AMD製 Jaguar 8コア 1.6 GHz |
GPU | AMD GCN, 36 コンピュートユニット 911 MHz | AMD GCN, 18 コンピュートユニット 800 MHz |
TFLOPS | 4.20TFLOPS | 1.84TFLOPS |
ゲームの4K対応 | △(2560×1440、2840×1600といった解像度を4Kにアップスケーリング) | × |
メモリ | 8GB GDDR5 | 8GB GDDR5 |
メモリ帯域幅 | 218 GB/s | 176 GB/s |
サブCPU用メモリ | DDR3 1GB | DDR3 256MB |
3.Xbox One XとPS4 Proのスペック・性能比較
世界市場でライバル機種となる、PS4 Proとの性能比較は次の通り。
Xbox One X | PS4 Pro | |
CPU | AMD製Jaguar Evolved8コア 2.3 GHz | AMD製Jaguar8コア 2.6 GHz |
GPU | AMD GCN, 40コンピュートユニット,1172MHz | AMD GCN, 36コンピュートユニット,911MHz |
メモリ | 12GB GDDR5 (ゲームは8GB), 帯域幅326GB/s | 8GB GDDR5, 帯域218GB/秒 |
4K | 真の4Kネイティブレンダリング | 4Kアップスケーリングのソフトが多数 |
UHD Blu-ray | 〇再生可能 | ×再生不可能 |
4.Xbox One Xでの、実際のゲームプレイの様子
・Assassin’s Creed Origins
・METRO EXODUS
5.Xbox One Xの本体外観
【Xbox One S】
6.小型化された新型「Xbox One S」。4K Blu-rayやHDRにも対応
日本でも発売開始となった新型「Xbox One S」。
新たに4KUHD解像度をサポートし、加えて現在の映像技術のトレンドであるHDRや、最新のUHD Blu-rayディスクにも対応。
本体サイズはこれまでのものより小さく狭くなり、40%の小型化を達成。ハードディスク容量は日本版でも最大1TBモデルが用意。
これまでのXboxシリーズにおいて特徴的だった、バカでかい電源もコンソール本体内に内蔵されることに。
コントローラも新型に。これまでのものより無線接続の範囲が広いものになっている。
7.Xbox One S、旧型より性能も少しアップ!
サイトEurogamerによれば、新型Xbox One Sは旧型より11%ほど性能がアップしているという。
・比較動画
・スペック比較
Xbox One S | Xbox One | |
CPU | AMD Jaguar 8コア、1.75GHz | |
GPU演算ユニット | 12個の演算ユニット | |
GPUクロック | 914MHz | 853MHz |
浮動小数点数演算能力 | 1.4TF | 1.31TF |
4KBlu-ray対応 | 〇 | × |
HDR | 〇 | × |
8.Xbox One Sでの4K UHD Blu-rayディスク再生のようす
Xbox One Sにおいて、UHD Blu-rayとBlu-ray、DVDを再生し比較した動画が以下のモノ。
なお比較に用いた映画ソフトはレオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント』。用いた4KTVはサムスンのKS8000。
・DVDアップスケーリング(左)とUHD Blu-ray(右)の比較
これはさすがに差が明らか。動画投稿者も「全体的な明るさやコントラスト(鮮やかさ)、暗いところの黒の発色や深さなど、差が明瞭だ」としています。
・Blu-ray(左)とUHD Blu-ray(右)
動画投稿者はUHD Blu-rayについて「明るさとあざやかさに優れたHDR技術により、明るいところはより明るく、まぶしいところは目を覆うほどまぶしくなる」としている
・UHD Blu-ray、そのほか
①:UHD Blu-rayのメニューテキストは、ところどころアンチエイリアシングがかからず、文字がギザギザしている。
例えば、下の”PLAY”では”A”がギザギザしている
②:「まぶしいシーンでは本当にまぶしく感じる」とのUHD Blu-rayのワンシーン
参考文献:
WCCFtech ”Xbox Scorpio Revealed; 8 Core CPU With 6 Tflops Computing Power & 320 GB’s Memory Bandwidth”
Eurogamer ”Xbox One S performance boost revealed”
Game Informer ”Head Of Xbox Phil Spencer Talks Scorpio And Beyond”
Eurogamer ”Inside the next Xbox: Project Scorpio tech revealed”