Zenfone 3はハイエンドスマホ並にディスプレイが明るい
先日発表されたSIMフリースマートフォン「Zenfone 3」は、「ディスプレイ最大輝度(明るさ):500カンデラ」を謳っていました。これはどれほどすごいことなのでしょうか。
下は主要スマートフォンのディスプレイ性能一覧。票を見ればわかりますが、通常、SIMフリースマートフォンはその低価格によるコストカットのためか、XperiaやiPhoneなど高性能機種に比べどうしてもディスプレイ性能が劣っていることは否めません。
それは画面の明るさしかり、画質のクッキリハッキリさを示すコントラストしかり。
Zenfone 3の前代モデル「Zenfone 2」にしてもそれは同様で、他機種に比べて明るいとは言えないディスプレイに対し、ユーザーや海外レビューサイトからは不満が出ていました。
それが今回のZenfone 3では「ディスプレイの明るさが公称500カンデラになる」ということで、これは期待できそうです。
・主なスマートフォンのディスプレイの明るさとコントラスト値
デバイス | ディスプレイ明るさ(カンデラ) | コントラスト |
Xperia Z5 | 670(優) | 1:1260(優) |
Xperia Z3 | 600(優) | 1:1140(良) |
iPhone 6sシリーズ | 593(優) | 1:1400(優) |
Xperia Z5 Premium | 593(優) | 1:1290(優) |
Galaxy S7 edge | 490(良) | 測定不可(優) |
Huawei P9 | 458(良) | 1:1280(優) |
Zenfone Max | 433(良) | 1:1090(良) |
Zenfone 2 | 390(並) | 1:890(並) |
LG G5 | 370(並) | 1:1800(優) |
Huawei P8 lite | 380(並) | 1:940(並) |
HTC 10 | 370(並) | 1:930(並) |
Zenfone Selfie | 333(並) | 1:930(並) |
ただ、この「ディスプレイの明るさが500カンデラになる」ことについては、Zenfone 3シリーズ3機種において「Zenfone 3」のみでアナウンスされていることであり、Zenfone3 DeluxeやZenfone 3 Ultraについては全く言及無し。
それゆえZenfone 3 DeluxeやUltraについては、ディスプレイ性能の良さについてはあまり期待しないほうが良いのかもしれません。