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Xperia X Performance 1?X Premium?ソニーの新型高性能スマホの存在が明らかに。9月発表?
グラフィック性能を計測するベンチマークソフト「GFXBench」のインターネット上データベースに、ソニーの次世代ハイエンドスマートフォンのものとみられる端末、「Sony F8331」のスペックが掲載されていました。
Xperia X Performanceとの違い。5.1インチ、新たにPS4レベルのグラフィック機能が可能に
このXperia X Performance 1かXperia X Perfermance 2、またはXperia X Premiumかもしれない次世代SONYハイエンドスマートフォンですが、Xperia X Performanceとの違いは次の3点。
①:画面が5.1インチ
ただ、GFXBenchで掲載される画面サイズは実際より小さい ことがままある(実際、Xperia XPも4.9インチと表示) ので、実際は5.2インチなのかもしれません。
②:グラフィックス用APIが最新の「OpenGL ES 3.2」になりPS4レベルのグラフィック「機能」が可能に。Galaxy S7 edgeにも追いついた?
採用するグラフィックス用APIが、Xperia X Performanceでの「OpenGL ES 3.1」から、最新「OpenGL ES 3.2」になっています。
このOpenGL ES 3.2では新たにジオメトリシェーダや高精細な描画を可能にするテッセレーションシェーダのサポートなど、機能レベル的にはDirectX 11と同等のものを実現しており、要するにグラフィックス面で実現可能な表現が、最新ゲーム機のPlayStation 4やXbox One世代のものに追いついてしまっています。
・OpenGL ES 3.2でテッセレーションの有効/無効を切り替えるデモ
・OpenGL ES 3.2を用いてのフェイスアニメーション
ただ、機能レベルでは追い付いても実際の性能面ではまだまだ差があるので (Snapdragon 820/Adreno 530のグラフィックス性能はWii Uを少し上回った程度)、実際に表示されるグラフィックはまだPS4レベルではありません。
なお、ライバル機のGalaxy S7 edgeはすでにOpenGL ES 3.2、そして次世代APIの「Vulkan(ヴァルカン)」にも対応しています。
③:64GBモデルが用意されない
Xperia XPでは表示されていた64GBモデルに関する記述が見当たりません。
9月発表?今年発売?
今回見つかった「Sony F8331」について、海外サイトのXperia Blogは9月に開催されるヨーロッパ最大の家電展示会「IFA 2016」での発表を予想しています。
確かに今回の端末は、モデルナンバーのアルファベット部分の ”F” がXperia X Performance(モデルナンバーは「F8131」)と同じであり、そして過去の例からして、この部分が同じ場合は同年発売のスマホであることを意味しているので、今回の端末が今年中に発売される可能性は高そうです。