最近、Xperiaシリーズでもアップデートが始まったAndroid 5.0 Lollipopですが、この5.0 Lollipopで追加された特徴の一つとして、カメラ機能の拡充があります。
例えばCamera2 APIに対応し、RAW画像フォーマットへ対応するようになったことが代表的なものですが、残念ながらXperiaにおいては、先のLollipopアップデートでもRAW画像への対応は見送られていました。
そもそもRAW(ロー)画像ってナニ?
そもそもRAW画像とは何か、ということです。例えばステーキでも「ロー」とはほぼ生の状態の肉を指しますが、それと同じようにほぼ生の状態、つまり現像前で画像処理がなされていない状態の画像、それが「RAW画像」です。
利点として、既存のJPEG画像などと異なり画像変換がなされてないため、ホワイトバランスや明るさなどなど、画像調節が自分で自由に変えられる、また画像調節を行っても劣化が起こりにくいという点が挙げられます。そのため最近のデジカメでは採用している機種も多少なくありません。
そんなRAW画像ですが、今回、Xperiaのカスタマーサポート掲示板においてソニーモバイル広報のRickard氏から「ユーザーからのニーズがあれば、将来的には対応したい」とのコメントが得られました。これは期待大。Androidそれ自体ではすでに対応しているフォーマットですし、遠くない未来での対応を期待したいところです。