Antutuが16年8月時点でのベンチマークスコアTOP10端末を発表
モバイル端末の総合性能を計測するベンチマークソフトとしてポピュラーな「Antutu ベンチマーク」を展開する中国・安兎兎は、2016年8月時点での同ベンチマークソフトでのトップ10デバイスを発表しました。
8月時点のデータに加え、2016年1月~最新8月までのスコアを集計してトップ13デバイスを出すと次の通り。
・AntutuベンチマークスコアTOP13(16年8月時点)
順位 | デバイス | スコア |
1 | OnePlus 3 | 140,288 |
2 | Xplay 5 Elite | 138,706 |
3 | LeEco Max 2 | 138,026 |
4 | Nubia Z11 | 137,685 |
5 | ZUK Z2 PRO | 136,853 |
6 | Xiomi 5 | 136,773 |
7 | Galaxy S7 edge | 134,559 |
8 | iPhone 6s | 133,781 |
9 | 360 Q5 Plus | 133,394 |
10 | HTC 10 | 133,217 |
11 | iPhone SE | 131,401 |
12 | ZUK Z2 | 129,076 |
13 | LG G5 | 128,232 |
このデータは8月時点のものなので、iPhone 7シリーズなど最新機種は含まれていません。またソニーXperiaなど世界規模ではマイナーな機種はそもそも含まれていないようです。
・2016年1月~7月までのAntutuトップスコア
・注意点:実際のところ数千スコアの違いは「誤差」。そして平均スコアを比べても意味なし
さて上の順位表は数千、数百スコア単位のレベルでランク付けがされています。
とはいえちょっとコザカシイことを言えば、こういう数千・数百スコアのレベルでの争いというのは実のところ多分に「誤差」を含みます。だから平均スコアをそのまま比べてみても、実際のところは意味がないんですよね。
解決法として例えば統計学的検定手法を用いて分析すれば、よりくわしく、計測誤差ではなく本当にOnePlus 3のがiPhone 6sよりベンチマーク性能がが良いとかわかりますが、しかし、やらなくても最初から結果は見えている(おそらく誤差)ので、ここで行ないません。
とにかく、まあこういう類のランキングはあくまでも参考程度と捉え、本気にしないのが賢明だと言えます。